トランスアジア航空(復興航空)は日本ではあまり馴染みがない為、LCC(格安航空会社)と勘違いされることも多いが、歴としたレガシーキャリア(※)である。その歴史は意外と古く、1951年に台湾国内初の民間航空会社として創設された。国内線・国際線はもちろんのこと、両岸直行便やチャーター便なども運航しており、主に台湾とアジア各地を結んでいる。使用機材は世界でも最先端を行く機種であるエアバス及びフランスとイタリアの航空機メーカーが共同で開発したATRを使用しており、国内線・国際線を問わず、運航便数は業界屈指の数を誇っている。また、世界的な航空業界誌「AVIATION WEEK」による「世界最優秀航空会社」のランキング調査で世界6位、アジア太平洋地域では3位となり、世界でも非常に評価が高い航空会社となっている。
※レガシーキャリア(Legacy Carrier)とは、主に従来型のサービスを提供する既存の航空会社を総称して指す用語で、
LCC(Low Cost Carrier)と対比する形で用いられる。フルサービスエアライン(Full Service Airline)と呼ぶ事もある。