ボストンの観光スポット
ボストンコモン(Boston Common)、この広場はかつて軍の訓練地、牛の餌場として使用され、現在でもコンサート、冬季はアイススケートも楽しまれ市民、観光客の憩いの場となっている。
このボストンコモンがスタート地点となっている全長4Kmの赤いラインに沿って歩く観光コース「フリーダムトレイル(Freedam Trail)」が人気だ。 コースは、ボストンコモン、マサチューセッツ州会議事堂、パークストリート教会、グラナリー墓地、キングスチャペル、キングスチャペル墓地、ベンジャミン・フランクリンの銅像、オールドコーナー書店、オールドサウス集会場、旧マサチューセッツ州会議事堂、ボストン虐殺地跡、ファニエル・ホールとクインシーマーケット、ポールリビアの家、オールドノース教会、コンスティテューション号、バンカーヒル記念塔とボストンの主だった観光ポイント16箇所を巡る。
ボストンの歴史
ボストン(Boston)は、1629年イギリスからの聖職者の移民により入植され、その翌年ジョン・ウィンスロップが清教徒信者のための入植地を求めやってきた。
彼のイギリスの出身地リンカーンシャーボストンにちなみボストンと名付けた。
清教徒のための中心地となったボストンは、教育の中心として栄え、アメリカ最初の公立校ボストンラテンスクールや、最初の単科大学ハーバードカレッジ(Harvard College)が設立された。
独立戦争後には、国際貿易都市として、その後被服・皮革製品中心とした製造業の発展とともに、道路の改良や、都市、町をつなぐ鉄道が建設され地元の人だけでは労働が追い付かず、労働を求めて世界中から移民が集まり、繁栄していった。
20世紀初めには、工場の老朽化などが原因で町は衰退したが、現在は、金融、サービス産業を中心に新しい会社が設立され再び大きくなり始めている。
クインシー・マーケット
ボストンは早い時期に建設された都市のため、アメリカの中でも人口密度が高く 非常にコンパクトにまとまっている都市であり、観光名所のほとんどが小さな ボストンの市内に集中している。
フリーダムトレイルは地面に赤く引かれた赤い 線に沿って文字通り徒歩で主要な観光ポイント16箇所を巡ることができる。 その一つファニエル・ホール(Faneuil Hall)は当初は市場として建設された後、 集会所として活用された歴史的建造物。現在は隣接するクインシー・マーケット と共にボストンで最も大きなショッピングセンターの一部となっている。
シーフードなどのレストランや、アクセサリー、食器などのあらゆるお店が 100以上あり、観光客やボストン市民が集まる憩いの場所として 年間で1,800万人以上がここを訪れるという。