アメリカの首都ワシントンの国際線の玄関口であるワシントン・ダレス国際空港は、首都圏第2の空港として1962年に開港した。ワシントンD.C.から42.3キロ西に位置するこの空港は、アイゼンハワー政権下の国務長官ジョン・フォスター・ダレスにちなんで命名され、ユナイテッド航空のハブ空港として活用されている。
空港のビルは色調が白とチャコールグレーで統一されたデザイン性の高い建物で、ターミナル間は「モービルラウンジ」とよばれるユニークバスで移動する。国内線を中心とするワシントン・ナショナル空港とのアクセスも充実しているため、乗り継ぎ空港としても便利で、利用客数は増加傾向にある。
日本へはユナイテッド航空と全日空がそれぞれ成田へ直行便を運航している。