ANA(全日空)は日本の航空会社で、国際線では韓国・台湾などのアジア諸国とロサンゼルス・ニューヨークなどのアメリカ合衆国、ロンドン・パリなどのヨーロッパ諸国の計36都市へ就航している。正式名称は「全日本空輸株式会社」。1952年創業で2レターコードの「NH」は旧社名「日本ヘリコプター輸送」から由来しており、「トリトンブルー」と呼ばれるコーポレートカラーが目印である。
1999年に国際航空連合・スターアライアンスに加盟し、加盟後は世界初となるクラス別のチェックインカウンターを成田空港へ導入し、更にはスターアライアンス加盟航空会社と協力しアメリカ合衆国やドイツなど各国の空港ラウンジを開業するなど、新しいシステムやサービスを取り入れている。
保有機体には自らが率先して航空機の新型機製造計画を立ち上げドリームライナーB787を発注、リージョナルジェット(通称MRJ)と併せてを導入するなど新機材への導入も率先して行っている。
2011年には、世界の主要航空会社40社の中の定時到着率部門で世界1位の座に輝くなど、日本らしい決め細やかなサービスを提供する航空会社である。
2017年2月より、成田-メキシコ線が新規就航しているほか、既存路線においても、2017年10月より成田-ロサンゼルス便が1日3便運航へ増便予定となっているなど、意欲的な路線展開が注目を集めている。