ロサンゼルス旅行｜ena(イーナ)の海外旅行ガイド

ロサンゼルスについて

アメリカ合衆国カリフォルニア州最大の都市として、ニューヨークについで人口で全米2位の規模であり、北米を代表する世界都市である。
南カリフォルニアの広大な場所に位置するこの都市は、巨大な山脈、深い渓谷、森林、砂漠と太平岸に何マイルも続く海岸線に囲まれている。
大都市圏はロサンゼルス郡が中心だが、オレンジ郡、ベンチャラ郡、サンバーナーディノ郡、リバーサイド郡へ広がっている。
ロサンゼルスは文化、ビジネス、メディア、国際貿易の重要な中心となっているが、地球規模の娯楽産業の中心地として最も有名である。
映画の舞台としてよく知られる、ハリウッド（Hollywood ）はまさに世界の映画産業の発端地と言っても過言ではない。

ロサンゼルスの基本情報

通貨: USドル(USD)
人口: 約384万人(2006年度)
言語: 英語
民族: 民族構成：白人(46.93%)、黒人(11.24%)、ネイティブアメリカン(0.8%)、アジア(9.99%)、太平洋諸島系(0.16%)、その他の人種(25.7%)、及び混血(5.18%)。人口の46.53%はヒスパニック又はラテン系であり、29.75%がラテン/ヒスパニック系でない白人となっている。
行政区画: サンゼルス市はロサンゼルス郡の中の主要都市で且つ郡庁所在地でもある。郡の中には、ロサンゼルス市をはじめ、ロングビーチ市、グレンデール市、サンタ･クラリタ市など含む88の市で構成されている。

面積
位置: 北緯34度、西経118度に位置し、西は太平洋に面する。
気候: 年間を通して、温暖な気候である。降雨量は年間を通して少なく、晴天率も非常に高い。
時差: 日本との時差はマイナス17時間。サマータイム期間中はマイナス16時間。

ロサンゼルスの旅行情報

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ロサンゼルスの空の玄関口

主要空港の一つして、毎日多数の航空便が発着するロサンゼルス国際空港（Los Angeles International Airport LAX）が挙げられる。
9つのターミナルビルと4本の滑走路を有するこの空港はロサンゼルス都市圏のみならず、アメリカ合衆国太平洋岸の空の玄関口となっている。
ロサンゼルス空港から市内(ダウンタウン)までは、距離にして約29km、時間にして車で約30～40分程度と、なっている。以前はタクシー、あるいはスーパーシャトルなどのシャトルバンサービスしか交通手段がなかったが、現在では空港とダウンタウンのユニオン駅を結ぶ24時間運行のエアポートバス｢フライアフェイ｣、ダウンタウンまで乗換えが必要になるが｢メトロレール｣も、ロサンゼルス空港からの交通手段として選択肢加わった。
他にも、ロサンゼルス周辺には、ロングビーチ空港（Long Beach Airport）やバーバング空港、オレンジカウンティ空港（Orange County Airport）などいくつかの空港があり、国内線や国際線も豊富に各空港へ乗り入れている。

ロサンゼルスの世界遺産

カリフォルニアには、これまで長い間人々を魅了し続けてきた国立公園が数多くある。
その中でも、ヨセミテ国立公園（Yosemite National Park）とレッドウッド国立州立公園（Redwood National and State Parks）は世界遺産にも登録されている。
ロサンゼルスから沖にある島々で構成されている「チャネル諸島国立公園（Channel Islands National Park）」もカリフォルニアを代表する国立公園となっている。公園内には2000種以上の動植物が生息しており、島固有の種も観察することができる。また、ダイビングやホエールウォッチングのポイントしても有名。

ロサンゼルスのグルメ

様々な人種や民族が暮らすカリフォルニアで、伝統や文化が融合して生まれたのが、｢カリフォルニア料理｣。一般には、その土地で採れた新鮮な海の幸や野菜を使い、和食や中華、その他のエスニック素材や技法を組み合わせて作る創作料理と言われているが｢カリフォルニア料理｣に決まった定義はない。
和食をベースにしたフランス料理や、メキシコ料理とベトナム料理の混合など、こだわりを持ちつつ、伝統にとらわれることなく、自由な(まさにアメリカスローガン)発想で作るフュージョン料理が多彩。

ロサンゼルスの歴史

元々は沿岸部で、トングヴァ族、カウイラ族、クメヤーイー族、チュマシュヌー族などのインディアン部族が豊富な漁猟資源を糧に漁猟採集生活を営んでいた。彼らはカヌーを使って周辺部族と交易し、貝殻の装飾品や滑石の器や彫刻を作り、魚のほかにアシカやカワウソ、鯨を狩った。
中世に入り、1769年から1771年に、スペイン人はこの地に「サンガブリエル・アークエンジェル伝道所」を建てた。1781年に、スペイン人のネベ総督が現ロサンゼルス市ダウンタウンのオルベラ街あたりに小さな村を建設。一方、地名はそれ以前にこの地に足を踏み入れ、モンテレー湾を目指していたポルトラという男が、聖母マリアに因んでLos Angeles（ポルシンウラの天使達の女王）と名付けたのを、そのまま利用したと言われている。