ホーチミン・タンソンニャット国際空港(Tansonnhat Internationa Airport)は、ベトナム社会主義共和国ホーチミン市タンビン区にある国際空港である。タンソンニャットという名前はホーチミンの旧名サイゴンが由来であることから、以前はサイゴン空港とも呼ばれていた。
1930年代に当地を植民地としていたフランス政府により創設され、1956年には南ベトナムの主要国際空港としてアメリカ政府の支援により拡張された。そのためベトナム戦争においてはアメリカ・南ベトナム両空軍から使用されることとなった。ベトナム戦争の終焉を迎えた歴史的な場所でもある。
ベトナムの空港としては最大級の利用客数を誇り、南ベトナムのゲートウェイともいえる当空港。2015年にはホーチミン地下鉄、2020年には新幹線の開通が予定されているなど、今後ますますの発展が期待される。