同じ都市の同じホテルに旅行期間中滞在し、そのホテルを拠点として観光する一都市滞在型に対し、列車や長距離バス、飛行機などを利用して2都市または2カ国以上を旅するのが周遊型と呼ばれる。ヨーロッパでは鉄道網が発達し、越境も国境駅で車内をまわる係員にパスポートを見せれば済む場合が多い。特に、ユーロ圏では両替の必要もなく気軽に別の都市、別の国に行くことができる。ユーレイルパスなどを利用することにより、より便利に旅することができる。車窓の移り変わる景色を眺め、鉄道の旅自体を楽しむこともできるが、移動時間がもったいないと考える人には、夜行列車を利用するこがお勧めだ。国境を超える場合は、睡眠中に起こされるが、同一国内であれば、寝ている間に長距離を一気に移動できて便利。アメリカやオーストラリアなどでは、レンタカーを借りて回るのも人気。アジアでは、長距離バスを利用することにより、非常に安上がりに移動することが可能。