アウトバウンド(Outbound)とは自分の国から外国へ旅行をするという意味である。 例えば、日本に住んでいる人が、外国へ行く事を指す。 逆に外国に住んでいる人が、日本に旅行する際に使う言葉を「インバウンド」(Inbound)と言う。 1980年代後半から「テンミリオン計画」という、日本人の国際化、貿易黒字是正の手段として、アウトバウンドを勧める政策を打ち出した。1990年にはバブルの後押しもあり、目標を達成した。2000年にはアウトバウンドが1700万人をこえたが、インバウンドは500万人足らずという少ない数字であった。それに加えて日本経済が低迷したことから外貨獲得のためにインバウンドの「テンミリオン計画」が発表された。 しかし諸外国から日本人の海外旅行は経済効果が大きいという要望があったため、アウトバウンドとインバウンドをバランスよく促進していく政策を打ち出した。 アウトバウンド、インバウンドの加速によって、日本と世界の 文化交流が深まってほしいと思う。