新千歳空港(しんちとせくうこう New Chitose Airport)は、北海道千歳市と苫小牧市にまたがる空港である。国際航空輸送網又は国内航空輸送網の拠点となる空港として空港法第4条1項5号に該当する空港として政令で定める空港に区分されている。空港ターミナルビルは千歳市に位置する。
北海道内にある空港では最大の規模を誇り、北海道の空の玄関口として機能している。航空自衛隊千歳基地と隣接・接続し、航空管制も航空自衛隊にて一体的に行なわれるなど、日本の防空上の重要な拠点としての意味合いも併せ持つ空港である。空港整備特別会計の空港別の財務状況において、数少ない黒字の空港である。
現在、新千歳空港の国際線ターミナルの拡張工事が行われており、ターミナルの延床面積を約2倍に拡張し、180室規模の高級ホテルが入ることが決まっている。
供用開始時期としては、旅客取扱部は2019年8月予定、ホテル部が2020年1月予定。工事が完了する時期は2020年3月末を予定している。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、より一層需要が見込まれており、本格的な国際空港として進化している。