アテネ(古名はアテナイ)はギリシア共和国の首都であり政治・経済の中心地である。歴史を簡単に明記すると、古代ギリシア時代に都市国家として栄えたことでも有名でアッテカ地方全域を支配し、スパルタと並ぶ強国であった。しかし、ペロポネス戦争でスパルタに敗れ一時衰退したが、18世紀後半ロマン主義の影響を受け古代ギリシア文明の中心地として地位を高め発展していった。第2次世界大戦後は急速に復興し、人口も増えギリシアの経済中心の大都市となった。1896年に第1回オリンピックが開かれ、108年後の2004年にもオリンピックが開催されて話題を呼んだ。アテネという土地は山々に囲まれ、西にキフィソス川、東にイリソス川が流れている。アクロポリスやパルテノン神殿などは世界的に有名である。気候も比較的温暖で平均最低気温が13℃、最高気温が22℃であるが温度差が結構あるので暑い時でも羽織るものを持っていると便利である。市内の移動は地下鉄やトラム、市内を網羅しているバスが便利である。