釜山の空の玄関口
金海国際空港(Gimhae International Airport)は、釜山広域市江西区に所在し、1976年開港当時は、金海郡(後に金海市)にあった事から、金海国際空港と呼ばれる。
2007年11月に、新国際線ターミナルが開設され、国際線と国内線のターミナル間は、無料シャトルバスで連結されている。
空港から釜山市内への交通手段は、リムジンバス、タクシー、市内バスがある。
空港と釜山市内を結ぶリムジンバスは、2路線あり、西面ロッテホテル、釜山駅を経由して南浦洞に到着するコースと、海雲台エリアの主要ホテルをまわるコースがある。
料金は、乗車時運転手に支払う。約50分所要。
市内バスは、西面方面へは201番、海雲台方面へは307番が運航しているが、アナウンスは韓国語のみ。
乗り場は、リムジンバス、市内バスとも国際線ターミナル1階到着フロア、3番出口付近にある。
バス乗り場と駐車場の間にあるタクシー乗り場からは、一般タクシーと模範タクシーが利用できる。
また人数が多い場合は、最大9人まで利用可能な大型タクシーが模範タクシーと同料金で利用可能。
釜山の観光スポット
釜山市中心の小高い丘の上にある龍頭山公園。公園は緩やかな坂道で、南浦洞側からはエスカレーターが設置されているので、公園までの道のりも簡単。丘の上にある釜山タワー展望台からは、釜山市街地を120メートルの高さから、360度一望できる。
PIFF広場には、釜山国際映画祭を訪れた大物映画関係者の手形が飾られている。
また、PIFF広場には評判の屋台がズラリと並ぶ。
韓国八景に数えられる、海雲台ビーチは、弓なりに1.8km続く砂浜がとても美しく、韓国内外から観光客を集める人気の海水浴場。ビーチ沿いには、多くのホテルが並び、釜山アクアリム(水族館)、クルーズ、海雲台市場から免税店、アウトレットと、シーズンを外しても楽しめるスポットが充実している。
釜山から慶州へ
慶州は新羅時代に首都として役割を果たした韓国の古都。町全体が屋根の無い美術館と言われるほど文化財が多くある都市。仏国寺と石窟庵がユネスコの世界文化遺産に登録され、2000年には南山、月城など5つの地域が「慶州歴史遺跡地区」として新たに登録され、世界的な文化遺産をがある。観光客が毎年500万人が訪れる韓国一の観光地。
2010年11月1日に開通した釜山―慶州間のKTX。釜山から世界遺産のある慶州までの距離も大幅に短縮され、釜山駅からKTXで約30分という時間で行くことができるようになった。 そのKTXが発着する慶州側の玄関口となるのは、新しくできた新慶州駅(シンキョンジュヨッ)。 慶州市内から車で20分ほどとバスなどに比べるとアクセスしづらい感じはあるが、30分という時間で慶州まで行けるので釜山から日帰り旅行する方へかなり便利となった。