コークはアイルランド第二の都市で、マンスター州の中心として7世紀に開かれた商業の町である。
コーク市内の人口は約13万人である。大都市ではないが、最近新しい産業が発展しつつあり、現在も人口が増え続けてる。
また、コークに住む人々は歌うように話す独特のコークアクセントを話し、フレンドリーであると言われている。
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コークはアイルランド第二の都市で、マンスター州の中心として7世紀に開かれた商業の町である。
コーク市内の人口は約13万人である。大都市ではないが、最近新しい産業が発展しつつあり、現在も人口が増え続けてる。
また、コークに住む人々は歌うように話す独特のコークアクセントを話し、フレンドリーであると言われている。
大多数がローマ・カトリック教
約12万人(2006年)
アイルランド語と英語が公用語
大多数がケルト系のアイルランド人
ユーロ(EUR)
37.3平方キロメートル
コークはイギリスの左側にあるアイルランドの南部、マンスター地方に位置する。北緯51度50分、西経08度29分である。
コークの気候は、温暖なメキシコ湾流と、大西洋から吹く偏西風の影響で気候は安定した西岸海洋性気候となっている。冬は緯度の高い割に寒くなく、夏は涼しい。冬季の平均気温は、約4度から7度程度、夏季は14度から17度程度である。最低気温が-10℃より下がることや、最高気温が30℃を超えることはほとんどなく、比較的すごしやすい気候である。年間の降水量は、平野では1000ミリ程度で、山岳部では2000ミリを超えることもある。
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コークの空の玄関口であるコーク空港は、北緯51度50分、西経8度29分に位置しているハブ空港である。コーク空港を拠点空港としている航空会社はエア・リンガスとライアンエア。コークでは、鉄道が発達していないため、たいていの町へ行けるバス移動が便利である。ただし冬期に運行本数が減る路線もあので、事前に調べておきたい。
ロックオブキャシェル
岩山に囲まれて建つ中世のすばらしい建築群である。ごつごつした高い岩山に囲まれた、大司教区ロックオブキャシェル。アイルランド内陸の街キャシェルの北側に位置する。オブライエン王により最初に建てられ、教会、修道院、墓、城など12世紀から16世紀の優れた建築を見ることができる。ロマネスク様式の教会にはコーマックタワーがあり、夜には美しくライトアップされる。
聖フィンバー大聖堂
アイルランド教会の大聖堂であり、聖フィンバーが7世紀にこの教会と神学校を建てた事がコークの町の起源といわれている。 1879年に新たに立て直された。フランス・ゴシック様式の3つの尖塔と内部のビクトリア朝インテリアがとても美しく、1935年に描かれた色鮮やかな内陣の天井も必見である。
クロフォード市立美術館
ジャック・イエーツやショーン・キーティングなどのアイルランド近代絵画作家の常設展の他に、イギリスやフランスの有名作家の作品も展示されている美術館である。
コークでの主食はジャガイモとパンである。肉は豚肉を中心に羊肉、牛肉が使われる。国内で魚介類が豊富に採れるため、サケやタラ、甲殻類やカキが利用される。野菜ではジャガイモの他にキャベツやタマネギなど寒冷に強い作物が使用される。コルカノンというキャベツを混ぜたマッシュポテトのサラダや、チャンプという牛乳で煮たみじん切りのタマネギを加えたポテトサラダや、ボクスティというジャガイモのパンケーキの一種で焼く、または茹でて調理されるジャガイモ料理がある。
また、コークではアイルランドが生んだ世界に名高いギネスビールを使ったビーフシチューを食べることが出来る。ほかにはラムやジャガイモ、たまねぎを煮込んだアイリッシュ・シチューも人気の家庭料理である。
お土産といえば、アイルランドで生まれた世界的に有名で世界的に大人気のギネスビールである。ギネスビールは焙煎された麦芽の風味とホップの風味のバランスがとれた、銅色に近い黒色のビールである。よりきめ細かいクリ―ミーな泡がたつ。
また、アイルランドの伝統的工芸品の指輪であるクラダリングもお土産として大人気である。クラダリングは王冠が載ったハートが両手で囲まれているデザインが基本となっている。ハートは愛、両手は友情、王冠は忠誠を表すとされ、モットーは「愛と友情に支配させよ」である。この指輪はアイルランドを訪れたスウェーデン初の女性王位継承者であるヴィクトリア王女が身につけたことがきっかけとなり、世界中に名が広まった。