テグ(大邱)は、韓国の南部に位置する都市である。正式名称は大邱広域市。慶尚道において釜山と並ぶ中心地となっており、人口はソウル、釜山、仁川に次いで4番目で、国内第4の都市である。繊維・金属・機械製造が発達している他、東アジアでは、この地で生産されるリンゴの品質は著名なものとなっている。また、テグからミス・コリアが多く輩出されていることも有名である。緑が豊かで、八公山(パルゴンサン)やアプ山(アプサン)公園など見どころ豊富な観光スポットが多くあり、テグは観光地としても賑わっている。
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テグ(大邱)は、韓国の南部に位置する都市である。正式名称は大邱広域市。慶尚道において釜山と並ぶ中心地となっており、人口はソウル、釜山、仁川に次いで4番目で、国内第4の都市である。繊維・金属・機械製造が発達している他、東アジアでは、この地で生産されるリンゴの品質は著名なものとなっている。また、テグからミス・コリアが多く輩出されていることも有名である。緑が豊かで、八公山(パルゴンサン)やアプ山(アプサン)公園など見どころ豊富な観光スポットが多くあり、テグは観光地としても賑わっている。
ウォン(KRW)
約249万人(2009年)
韓国語(ハングル)
ほとんどが韓民族である。
中区、東区、西区、南区、北区、寿城区、達西区、達城郡
885.70平方キロメートル
北緯35度52分、東経128度36分、韓国の南部に位置する。
テグ(大邱)は内陸の盆地にあることから国内で最も暑い都市のひとつに挙げられる(記録上の最高気温40度)。酷暑酷寒で温度差が大きい気候であり、冬には平均気温が氷点下になることもある。
日本との時差はない
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グ(大邱)の空の玄関口は、慶尚道の中心部に位置する大邱国際空港である。ティーウェイ航空が大阪から、テグへの直行便の運航を開始していますが、2016年9/01~成田・福岡~テグへの新規就航が開始。また、同日にエアプサンも福岡~テグへ就航が開始されています。待望の首都圏からの直行便でますます便利になります。
・八公山(パルゴンサン)
テグ(大邱)市の北東部にそびえる最高峰1192メートルの山地の総称。霊山としての歴史は1000年にもなり、仏教の寺院(把渓寺、桐華寺など)が存在する。新羅時代の巨大な石仏像のカッパウィもあり、登山客で賑わっている。
・アプ山公園
テグ(大邱)市南部に位置する山地であり、テグで最も有名な公園といえる。見どころは洛東江戦勝記念館や寺刹など。テグ(大邱)市街や八公山全景が見渡せる展望台まで、ケーブルカーを使って上がることができる。
・達城(タルソン)公園
1500年もの歴史を有する土城を中心とした公園。テグ(大邱)の公園では最も古いもののひとつ。
・頭流(トゥリュ)公園
文化、スポーツ、レクレーションの施設などが数多く整っている。テグタワーで有名な大型遊園地の友邦(ウバン)ランドと隣接している。
テグ(大邱)の代表的な料理といえば、チムカルビ(蒸し煮カルビ)やタロクッパ(スープとご飯)、激辛のトッポッキ(餅炒め)、マッチャン(ギアラ)焼きなどである。また伝統料理にはムンティギ(牛の生肉料理)やナマズメウンタン(ナマズの辛い鍋料理)、ふぐプルゴギ、ヌルンククス(素麺)などがあり、テグ(大邱)市内にはこれらの料理を楽しめるレストランが数多くある。
テグ(大邱)は古代、新羅の蝟火郡達句火県であった。757年、寿昌郡大丘県に変更され、高麗時代には寿城郡と呼ばれていた。テグ(大邱)は李氏朝鮮の時代から、慶尚道北部地域において政治や経済、文化の中心地で、最大の都市であったが、その役割は現在では国際貿易都市の釜山が引き継いでいる。「大丘」から現在の漢字の「大邱」に書き換えられたのは18世紀で、これは儒家の始祖、孔子の諱が「丘」であることに配慮して「邱」になったとされている。
1914年、日本統治時代に大邱府と達城郡が分離し、1949年、独立後に大邱は府から市になった。1946年の大邱10月事件により、アメリカ軍政に対して南朝鮮全土で230万人が抗議し反乱を起こした。朝鮮戦争時には、最も激しい戦闘が近くを流れる洛東江付近で行われるも、街の大部分は釜山とともに韓国側が全面的に掌握し続けた。
戦後急激に発展した街は、人口が10倍以上に増加した。1963年、慶尚北道達城郡に4つの面(公山、嘉昌、城西、月背)が戻され、1981年、慶尚北道から大邱直轄市として分離した後市域拡張を繰り返し、1995年、達城郡を合併し、大邱広域市となった。