ドーハ旅行｜ena(イーナ)の海外旅行ガイド

ドーハについて

ドーハ(Doha）は、カタールの首都でカタール半島東海岸のペルシア湾に面した港町でありカタール最大の都市である。カタールの人口の約8割がドーハ都市圏に住んでいる。現在では、白い衣装を着たアラブ人らしき人を見かけることは少なく、街を歩くのはインドやパキスタンなどから来た出稼ぎの外国人労働者たちである。近年では観光への取組みに力を入れていて、高級ホテルやショッピングセンターなどの観光施設の整備が進められている。

ドーハの基本情報

通貨: カタールリアル（QATAR RIYAL/S)
人口: 40万人
言語: 公用語はアラビア語、英語も広く使われている。
民族: アラブ人

面積: 132平方キロメートル
位置: 北緯25度18分東経51度31分
気候: 砂漠気候に属し、5月から9月の平均気温は40度を越える。
時差: 日本との時差は-6時間。サマータイムは実施されていない。

ドーハの旅行情報

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ドーハの空の玄関口

新ドーハ国際空港(New Doha International Airport)は、ドーハに建設中の世界最大規模の空港で、世界最大の旅客機エアバスA380に対応し、面積は2,200ヘクタール(成田国際空港の約2倍)となる。2010年から順次オープンし最終完成は2015年を予定している。この新空港は、最大収容力5,000万人、80のエアクラフト搭乗ゲートを持ちヨーロッパとアジアを結ぶハブ空港として期待されている。空港内にはフリートレードゾーン、ビジネススペースそして二つのホテルが併設されることとなる。新ドーハ国際空港の建設には、大成建設や竹中工務店などの日本企業が多数携わっている。

ドーハの観光スポット

・イスラム芸術ミュージアム(Museums of Islamic Art)
2008年12月にオープンしたカタールが世界に誇る、アラブ芸術・イスラム美術の殿堂である。ルーブル美術館のルーブル・ピラミッドをデザインした建築家であるイオ・ミン・ペイ(Ieoh Ming Pei)が手がけた海の上に浮ぶエレガントな白い建物である。コレクションは、7世紀から19世紀のイスラム芸術の数々で、時代ごとに展示されているので順を追ってイスラムの歴史を見て取れる。

・モスク(Mosque)
屋根の丸い礼拝堂とミナレットという人々に祈りの時刻を告げるための尖塔がある。モスクの内部は、イスラーム教の教義に従い神や天使や預言者・聖者の（偶）像は置かれることも描かれることもなく、絨毯が敷き詰められているだけである。モスクは祈りの場であり人々が集う場所なので、カタール人の生活に少し触れることが出来る。

・アル・アリ・スタジアム(Al Ahly Stadium)
二万人収容のスタジアムで、サッカークラブのアル・アリ・スポーツクラブ(Al-Ahli Sports Club )がホームスタジアムとして使用している。1993年サッカーワールドカップアメリカ大会のアジア最終予選最終節で、暫定1位となった日本代表が悲願のワールドカップ出場をかけイラク代表と対戦したが、後半ロスタイムに同点に追いつかれワールドカップ出場を逃し「ドーハの悲劇」として有名となった場所である。

ショッピング

シティ・センター(City Center)
2001年にオープンした中東諸国でも最大級のショッピングモール。370以上の店舗があり、ザラ(ZARA)やマンゴ(Mango)といった欧米のカジュアルショップ、アディダスなどのスポーツショップ、インテリアショップ、小物やアクセサリーなどのお店などがある。1階には、天井まで吹き抜けになっているスケートリンクがあり、4階の映画館には14のスクリーンを完備している。オープン時間は朝10時から夜10時までで金曜日は14時からである。

ヴィラジオ(Villaggio)
ゴンドラガ浮かぶ運河が流れるショッピングモール。イタリアのベネチアをモチーフにしており、カジュアルなショップに加わえ、ディオール(Dior)、グッチ(Gucci)、プラダ(Prada)、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)などが入っている。オープン時間は朝10時から夜10時までで金曜日は13時からである。

ランドマーク(Landmark)
カタールの城をイメージして建てられたショッピングモールで、ドーハで一番人気がある。モンスーン(Monsoon)、マンゴ(Mango)、メックス(Mexx)といった若者に人気のあるブランドが一通り全てそろっている。オープン時間は朝9時半頃から夜10時までで金曜日は13時からである。

ビザ（査証）

必要。14日以内の観光は現地空港で査証取得可(有料)。パスポートの残存有効期間は6ヵ月以上必要。旅券の未使用査証欄は見開き2ページ必要。

ドーハの民芸品

民族衣装(Folk Costume)
伝統的な服装は、男性は白装束（ディスダーシャ）に白い布のかぶり物、女性は黒装束(アバーヤ）と髪の毛を覆う黒いスカーフ（ヒジャブ）をまとう。

シーシャ(Sisha)
エジプトを始め北アフリカのマグリブ諸国で主に用いられる水タバコの名称である。シーシャは昔からアラブ人の社交には欠かせないもので、カフェではシーシャをくゆらせながらお茶やおしゃべりを楽しむ。香りは色々あり、ストロベリーやマンゴー、アップルなど甘い香りのもの、ミントなどさわやかな香り、コーヒーの香りなどがある。