エルパソ(El Paso)は、アメリカ合衆国テキサス州の西部先端に位置するエルパソ郡庁所在地。
メキシコのシウダー・フアレスと国境のリオ・グランデ川を挟んで面しており、国境を歩いて越えることができる。多くのメキシコ人が移住しているこの街ではスペイン語と英語が公用語であり、スペイン語があふれかえっている。
年間日照日数は300日を超え、冬でも晴天が多く温暖で「Sun City」とも呼ばれている。メキシコの影響を強く受けており、他のアメリカの街とは違った独特の雰囲気がある。
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エルパソ(El Paso)は、アメリカ合衆国テキサス州の西部先端に位置するエルパソ郡庁所在地。
メキシコのシウダー・フアレスと国境のリオ・グランデ川を挟んで面しており、国境を歩いて越えることができる。多くのメキシコ人が移住しているこの街ではスペイン語と英語が公用語であり、スペイン語があふれかえっている。
年間日照日数は300日を超え、冬でも晴天が多く温暖で「Sun City」とも呼ばれている。メキシコの影響を強く受けており、他のアメリカの街とは違った独特の雰囲気がある。
USドル(USD)
約60万人(2004年)
スペイン語と英語が公用語である。
白人(73.28%)、アフリカン・アメリカン(3.12%)、ネイティブ・アメリカン(0.82%)、アジア(1.12%)、太平洋諸島系(0.10%)、その他の人種(18.15%)、混血(3.40%)。ヒスパニック又はラテン系は住民の76.62%を占める。
エルパソは1区~8区の行政区に分かれている。
648.8平方キロメートル
北緯31度47分、西経106度25分、テキサス州の西部先端に位置する。
エルパソは晴天の日がほとんどで、滅多に雨が降らない。1年の300日以上は晴れである。冬は通常温暖で、日中の平均気温は約16度、最低気温の平均は約0度。時折雪を見るほど寒くなる事があっても長くは続かない。夏は大変暑く、乾燥している。6月~8月の日中の平均気温は約35度で、昼と夜との温度差が大きく、11度以上差があることもよくある。年間平均降水量は約225ミリ。風がほとんど常に吹いている。
日本との時差はマイナス16時間 サマータイム(3月第2日曜日から11月第1日曜日)はマイナス15時間
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エルパソの空の玄関口は市街地から約13キロメートルに位置するエルパソ国際空港である。日本からの直行便はなく、アメリカの他都市(ロサンゼルス、シカゴ、ダラス、アトランタなど)でユナイテッド航空やアメリカン航空、デルタ航空、コンチネンタル航空などの国内線に乗り継いで行くのが一般的である。空港からの移動手段には空港シャトルバスや路線バス(サンメトロ)、タクシーなどがある。空港でレンタカーを借りることも可能である。
エルパソ美術館
市街地に位置する美術館。メキシコの植民地アートや1700年~1800年代の祭壇画などを見ることができる。
エルパソ動物園
市街地からおよそ7キロメートルに位置する動物園。200種類を超える動物が飼育されている。開園時間 は9:30-17:00(平日は16:00まで)。
フランクリンマウンテン州立公園
市街地から約15キロメートルに位置する州立公園。ハイキングなどを楽しめる。
エルパソ考古学博物館
市街地から約20キロ、フランクリン山脈のふもとに位置する博物館。メキシコ北部を含む南西部の先史時 代の陶器や織物、石などが展示されている他、実物大で太古の人間の生活が再現されている。
その他エルパソの観光スポット
ウエスタンプレイランドアミューズメントパーク、アドベンチャーゾーンなど。
エルパソの郷土料理といえばメキシコ料理である。テキサス州独自の料理としてテクス・メクス料理(メキシコ風アメリカ料理)ともいわれている。代表的な料理にはタコス(トルティーヤに具を盛りライムやサルサをかけたもの)や、チリコンカーン(えんどう豆にチリパウダーや挽肉などを加えて煮込んだもの)、ファヒータ(薄切り肉と野菜の鉄板焼き)、エンチラーダ(フィリングを詰めたトルティーヤを丸めて唐辛子ソースをかけたもの)、ナチョス(チーズがかかったトルティーヤチップス)、ブリート(具材をトルティーヤに乗せて巻いたもの)、メキシカン・ライス(トマト味のピラフ)などがある。街中にはこれらの郷土料理を提供するレストランが多数ある他、世界各国の料理を楽しむこともできる。
アステカ帝国を滅亡させたスペインによる植民地時代の1659年、リオ・グランデ川対岸に「エル・パソ・デル・ノルテ」という町が創られた。スペインによる植民地を経て、1821年に独立を果たしたメキシコ領土内にエルパソの領域はあった。集落が1827年に作られた。米墨戦争でアメリカが勝利を収めた後、1848年に結ばれたグアダルーペ・イダルゴ条約により、この地はアメリカ合衆国に譲渡され、入植者がアメリカ合衆国側から押し寄せた。1850年3月、エルパソ郡が創られた。1881年には鉄道が開通し町は発展を遂げた。メキシコ領に残された「エル・パソ・デル・ノルテ」は1888年、「シウダー・フアレス」に都市名が変更された。
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