海南島(かいなんとう、ハイナンとう)は南シナ海北部の島。中国の最南端に位置し中華人民共和国国最大の島で、海南省の大部分を占める。広東省雷州半島から、チュンチョウ海峡を挟んで南方に位置する。
昔から、”海上の真珠”と呼ばれ中国唯一の熱帯のリゾートアイランドとして近年脚光を浴びている人気スポット。美しいビーチ、豊かな緑、ゴルフや話題のフィッシュセラピーも楽しめる。
最高所はウーチー山の1,867m。東と南は南シナ海、西はトンキン湾に面する。全島が亜熱帯性気候で、古来から黎族(リー族)など少数民族が住む。
かつて広東省に属したが、1988年に分離して海南省になり、同時に経済特区となって漢族人口が急増した。
ハワイ諸島とほぼ同緯度にあることから、観光経済特区に指定されて以来、国際級リゾートホテルなどのインフラも整備され、ハワイを凌ぐ世界のリゾート地として熱い期待が寄せられている。