ハンブルク(HAMBURG)はドイツで2番目に大きな都市で、正式には、自由ハンザ都市ハンブルク(Freie und Hansestadt Hamburg,)と称する。ハンブルグと最後を濁音で表記されがちであるが、ドイツ語でgは発音時に濁らないため、正確にはハンブルクとなる。また.ベルリン特別市と同様に、一市単独で連邦州(ラント)を構成する特別市であるため、ハンブルク特別市やハンブルク州と表記されることもしばしばある。
世界各地と貿易を行うドイツでも最大級の港があり、貿易都市として栄えているだけでなく、ドイツ北部における経済の中心地としても栄えている。エルベ川河口、アルスター湖沿いに港湾都市として存在しており、水の都としても有名だ。縦横無尽に流れる水路はイタリア、ベニス(VENICE)を思わせる。ハンブルクは昔ながらの伝統的な良さと、近代的できらびやかな世界をあわせ持つ都市であるが、第二次世界大戦の空襲によって街は壊滅状態になった。幸いにも現在はその多くの伝統的建築物が近接して復興され、教会や博物館は昔ながらの建築技術を今に残している。