正称ホンジュラス共和国は、中央アメリカ中部に位置する共和制国家である。
主要産業は、コーヒー、バナナを中心とする農林業で、養殖エビも手がけている。
国旗の上下の青色は空と海を、中央の白色は平和と友情、青色の五つの星はホンジュラスのほかエルサルバドル、グアテマラ、コスタリカ、ニカラグアの中央アメリカ5か国を意味している。
海外航空券販売のena(イーナ)がお届けするホンジュラス旅行の旅行ガイドブック。ホンジュラスの観光情報をご案内。お得な海外格安航空券、格安ホテル情報も。
正称ホンジュラス共和国は、中央アメリカ中部に位置する共和制国家である。
主要産業は、コーヒー、バナナを中心とする農林業で、養殖エビも手がけている。
国旗の上下の青色は空と海を、中央の白色は平和と友情、青色の五つの星はホンジュラスのほかエルサルバドル、グアテマラ、コスタリカ、ニカラグアの中央アメリカ5か国を意味している。
ホンジュラス共和国(Republica de Honduras)
テグシガルパ(Tegucigalpa)
レンピーラLempira(Lと略記)
約746万人(2009年)
スペイン語
伝統的にカトリック
ヨーロッパ系・先住民混血91%、その他9%(先住民6%、アフリカ系2%、ヨーロッパ系1%)
112,492平方キロメートル(日本の約3分の1)
中央アメリカ中部に位置する共和制国家。西にグアテマラ、南西にエルサルバドル共和国、南東にニカラグアと地上国境を接して隣接している。北緯は13度から16度、西経は83度から89度である。
ホンジュラスの気候は基本的に熱帯であり、カリブ海岸低地は高温多湿の気候である。しかし、国土の80%弱を占める山岳地帯、特に国土主要部の標高1000メートルから1500メートルの高原地域では常春に近い気候になる。雨季は6月から11月頃まで、乾季は12月から5月頃までである。バイア諸島などカリブ海沿岸は熱帯性気候のため年間を通じて安定しているが、9月から1月には風が強く海も荒れ、ハリケーンがやって来こともある。
日本との時差はマイナス15時間
ホンジュラス旅行の見どころや文化など、旅行情報はこちら!
ホンジュラスの空の玄関口は、首都のテグシガルパにあるトンコンティン国際空港である。テグシガルパの中心部より6キロメートルの場所に位置している。空港からの交通手段はバスやタクシーやフェリー、乗り合いタクシー、水上タクシーがある。
コパンのマヤ遺跡
ホンジュラスのコパン遺跡はマヤ文明時代に築かれた遺跡である。コパン遺跡には多くのピラミッド式神殿があリ、その中でも一番有名なのが神聖文字の刻まれた階段のある神殿である。また雨や風化から保護するために階段にはテント屋根がつけられている。
リオ・プラタノ生物圏保護区
リオ・プラタノ生物圏保護区とは、ユカタン半島北部、プラタノ川流域のホンジュラスのモスキティア地区に広がる約3500平方キロメートルにわたる熱帯雨林地帯を中心とする地域のことである。ここには多数の貴重な動物が生息している。
ホンジュラス人がよく食べている食品は、とうもろこしや米、豆である。ほかにキャッサバやプランテーンという調理用バナナなども食べられている。メキシコなどと同様トルティーヤやタマーレスという、とうもろこしの粉をおだんご状にして肉などと一緒にバナナの皮に包み蒸した料理や、エンチラーダス、チレ・コン・カルネが基本の料理である。
他にはケシーリョという溶けたチーズを乗せたトルティーヤや、バレアーダスという豆やチーズ、クリームをはさんだトルティーヤや、タパドというキャッサバと肉のシチューや、タヤディータスというプランテーンのフライ、塩とクミンをふりかけた青マンゴーのスライスなども人気の料理である。また、ホンジュラスではフルーツが豊富であり、特にパイナップルは、多くのホンジュラス人が庭で栽培するほどである。
426年モタグァ川流域のコパンで、テオティワカンの影響を強く受けたキニチ・ヤシュ・クック・モーが新王朝を興し、300年以上続いた。738年に当のカック・ティリウのために殺害され、以後、コパンは衰退することになったが、15代の煙貝の築いた神聖文字の階段と呼ばれる神殿26号が753年に完成し、一時的に繁栄する。しかし、古典期の終末までには放棄されていった。
海賊からの防衛のためにスペイン人によって要塞が建設され、1502年にはコロンブスが4度目の航海で到来した。1519年にエルナン・コルテスがアメリカ大陸に上陸し、1521年のアステカ帝国征服の余勢を駆ってこの地も征服した。豊富な金や銀などが産出するとスペイン人の植民が進んだ。大きな反スペイン運動が1537年に起ったが、鎮圧されると以降植民地化が進み、ホンジュラスもグアテマラ総督領の一部に組み入れられた。
19世紀前半にはインディアス植民地各地で独立の気運が高まり、1811年から独立闘争が本格化し、スペイン本国でリエゴ革命が起きた翌1821年9月15日にグアテマラ総督領が独立すると、同年独立した第一次メキシコ帝国と合併したが、中米連合に加盟した。ホンジュラス出身のフランシスコ・モラサン将軍はエルサルバドル派として、グアテマラ派との戦いを続けたが、1838年に中米連邦が瓦解するとホンジュラス共和国として独立した。独立後は国境紛争や独裁政治になどが起こったが、現在はレイナ政権が成立し、近代化を目指している。
ホンジュラス以外の、他のカリブ・中南米地域の旅行情報はこちらから。