ジャイプールは、インドのデリーから南西約260kmに位置し、砂漠が広がるラージャスターン州の州都である。城壁をめぐらせた旧市街の南西に新市街が発展した。旧市街の建物は、城壁の赤砂岩の色に合わせてすべて淡紅色に塗られ、その美しさから「ピンク・シティ」とも呼ばれている。城壁の長さは約10kmにも及ぶ。 風の宮殿として知られる「ハワー・マハール」や、像のタクシーで人気の「アンベール城」などで有名だ。また、現在でもマハラジャの子孫が生活を送っている宮殿、「シティ・パレス」もジャイプールを象徴する建物となっている。道路では牛や、荷物を載せたラクダなどが見られ、街中はとても賑やか。バザールには観光客向けの店も多数あり、ショッピングも観光も、一日中楽しむことができる観光地だ。