カフルイ(Kahului)はアメリカ合衆国ハワイ州のマウイ島北部に位置する都市である。サトウキビ産業とともに発展したカフルイ、マウイの郡庁があるワイルク、いずれも落ち着いたたたずまいの町でマウイの政治、経済、文化の中心地である。
マウイ島は、2つの島がハレアカラ火山の噴火でつながり、ひょうたん型をしており、標高約3,055mのハレアカラ火山の広い裾野や、原生林の深い緑、侵食の進んだイアオ渓谷など変化に富んだ自然美が見られることから「渓谷の島」と呼ばれている。
18世紀にハワイ諸島を統一したカメハメハ王朝の時代に拠点とした島である。マウイ島周辺には、冬になると多くのザトウクジラが出産と子育てのために来るため、ハワイ諸島の中でもホエールウォッチングで特に有名である。