ロンドン旅行｜ena(イーナ)の海外旅行ガイド

ロンドンについて

「シティ・オブ・ロンドン」あるいは単に「シティ」とよばれる地域を発祥に発展したロンドン（London）は、ヨーロッパにおいても有数の歴史ある都市であり、中世および近世に建設された建造物が数多く残されている。
現在は2012年の夏季オリンピック開催に向けた準備が急ピッチで進められている。特に市の東部、オリンピック公園が整備されるストラトフォード地区などは、オリンピックを境に街の風景が大きく変わることになる。
ロンドンは、欧州連合において最も人口が多い都市である。

ロンドンの基本情報

通貨: ポンド
人口: ロンドン都市圏　約1億394万5,000人（2007年時点）
言語: 英語
民族: にイングランド人が多く、次いでスコットランド人、ウェールズ人、アイルランド人、マン人。ほかには、アフリカ、インド、カリブ海諸国など旧植民地や中国からの移民も多い多民族都市。
行政区画: グレーター・ロンドン　約755万6,600人(2007年時点)

面積: 1,577.3平方キロメートル
位置: 北緯51度30分28秒、西経0度07分41秒にあり、イングランド南東部、テムズ川下流部沿いに位置する。
気候: 暖流と偏西風の影響で気候は比較的穏やか、季節による気温差はあまりないが、夏は短く、寒い時期が長い。 1日の中に四季があるといわれるほど天気が変わりやすく、一年を通して小雨や曇天がやや多い。
時差: 日本との時差はマイナス9時間。

ロンドンの旅行情報

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ロンドンの地下鉄

ロンドンの地下鉄は計12路線。全ての路線が異なる色で表示されているので、路線図を見れば目的地までの利用路線を簡単に知ることができる。ほとんどの路線はロンドン中心部を通り、さらに郊外の到る所へと延びている。
ロンドンには計268の地下鉄駅があり、このうち63駅が中心部に集中している。つまり、ロンドン中どこにいても、必ず近くには駅があるということになる。駅の壁には路線図が掲示されていて、駅の窓口では必要な場合に道案内などもしてくれる。

ロンドンのライブ

ロニースコッツ
1959 年の創業以来、数々の超一流ジャズアーティスト達が出演してきた老舗のジャズバー。

ジャズ・カフェ
モダンなジャズ中心のラインナップで、ダンスフロアやレストラン、バーもあるファッショナブルな空間。2階席では食事をしながら演奏を楽しむことができる。
ロンドンには有名なコンサート会場もある。これまでに、オアシス、マニックス、デビッド・ボウイ、マドンナなどの大物アーティストがコンサートを行った。1929年、アストリア劇場として建てられたのが始まりで、アールデコ調の典型的な建築物として名高い。2000年に設備が一新された。

ロンドンのミュージカル

今、ロンドンでは20作品近くのミュージカルが上演されている。ロンドンのミュージカルは、ウエスト・エンドという、セントラル・ロンドン内に位置する一区域、またはその地域にある劇場群の仲間となっている。
映画となっているミュージカル作品『オペラ座怪人』、『レ・ミゼラブル』、『シカゴ』や、ウエストエンドで人々に親しまれてやまない人気ミュージカル『ウィー・ウィル・ロック・ユー』、『マンマ・ミア』などが上演されている。
日本で上映されているミュージカルもあるので、日本語で内容をより把握できる日本版をみるのも良いが、スケール・実力がやはり冴えるロンドン版もまた良い。歴史のある建物やバーなどの充実したホールで優雅に見るロンドンのミュージカルはまたひと味違った趣がありお勧めである。

ロンドンのアフタヌーン

1889年にオープンし、現在はクラリッジ、バークレー、コンノートなどロンドンで最も名門と言われるホテル・グループ「サヴォイ・グループ」のシンボルとして堂々たる地位を確立したサヴォイ。クラリッジが世界中の王族が好んで訪れる場所であるのに対し、こちらは各国首脳が公式訪問の際に滞在する時に活躍するホテルである。国会議事堂も近く、テムズ川沿いにあるため、その景色はなかなかのもの。ウィンストン・チャーチルも毎週訪れていたという古くからのイギリス政界の社交界の場である。

ロンドンのパブ

数百年の歴史を持つ伝統的なパブから、現代的なおしゃれパブまで様々なスタイルがあり、イギリス人の生活からは切っても切り離せない存在の酒場。
子供の入店もOKなお店も多く、家族で食事する光景も見られる。地域によっては住民の集会所的な存在でもあり、パブはイギリス社会の中では重要な場所。
昔ながらのパブでの食事といえば、フィッシュ・アンド・チップスやソーセージなどがメインのパブランチや、サンデーロースト (ローストビーフに温野菜やローストポテトなどを添えた日曜日のメニュー) など、素朴な伝統料理が定番。

ハリーポッターのロケ地

20世紀末のイギリスを舞台に、魔法使いの少年ハリー・ポッターの魔法学校での生活や、ハリーの父母を殺害した当人でもある、世界の支配を企む強大な闇の魔法使いヴォルデモートとハリーとの戦いを描いた物語。1997年に第1巻「ハリー・ポッターと賢者の石」が刊行されると瞬く間に世界的にベストセラーとなった。最終巻まで刊行されており、映画も2011年夏公開予定の「ハリー・ポッターを死の秘宝 PART2」が最終作品となる。

これまでの作品も含め、ハリー・ポッター映画のロケ地がロンドンに数多く存在する。ハリーがホグワーツ魔法学校に行く時に、ホグワーツ特急に乗り込む駅が、キングスクロス駅だ。物語に登場する9と4分の3番線は残念ながら実在しないが、ファンの為に作られたプラットホーム番号を示すボードは置いてある。ロンドン近郊のブラックパークは、禁じられた森やハグリットの小屋の撮影で利用された。物語の中でロンドンにあるパブとしてでてくる「漏れ鍋」は、ボロー・マーケットの脇に位置している。