マニラの空の玄関口
マニラ市中心部から南へ約12kmの距離にある国際空港です。国際線ターミナルから国内線ターミナルまでは約2キロ、車で所要約10分ですが、渋滞している場合は30~50分近くかかる場合がある。
空港からマニラ市内方面への交通手段は、タクシー、クーポンタクシー(運転手付レンタカー)、高架鉄道がある。
タクシーは、メーター制が基本ですが、メーターが倒されているか必ず確認が必要である。夜間は危険なので避けたほうが安全である。また、クーポンタクシーは、定額制の前払いなので安心である。
Light Rail Transit(LRT)は、ジプニーでバクララン駅まで行きタフト通りを経て終着駅のカロオカン市のモニュメントまで南北に走る高架鉄道。
空港内のセキュリティチェックには、待ち時間が必要となる場合があるので、早めの空港へ向かわれることをお勧めする。また、フィリピンの出入国税は現地での支払いとなり、航空券には含まれていないので注意が必要だ。
マニラの観光スポット
イントラムロス(Intramuros)
スペインがフィリピンを支配するために、1571年に建設した城砦都市。今は城壁と城門の一部が残っている。
サン・アグスチン教会(San Agustin Church)
1599~1606年に建てられた、フィリピン最古の石造建築の教会。
サンチャゴ要塞跡(Fort Santiago)
イントラロムスの北の一角に位置し、かつてスペインやアメリカがフィリピンを統治していた頃に、軍事的に最も重要な役割を果たしていた場所。城門内にはリサール記念館がある。
リサール・パーク(Rizal Park)
フィリピンの国民的英雄ホセ・リサール記念像がある、広大な緑と芝生、噴水の美しい公園。
マニラ大聖堂(Manila Cathedral)
フィリピンでもっとも重要とされている教会で、1571年に創建された。第二次世界大戦で破壊されたが、1958年に再建された。
カーサ・マニラ博物館(Casa Manila Museum)
石畳のルナ通りを挟んで、サン・アグスチン教会のちょうど向い側に位置している。スペイン統治時代の特権階級の家を忠実に再現している。
マニラのスパ
・ベイ・エリア / Manila & Pasay
クラブ オアシス(Club Oasis):ハイアット ホテル アンド カジノ マニラ(Hyatt Hotel and Casino Manila)内。11のトリートメントルームを持つマニラ屈指の設備を誇るオリジナリティ溢れるスパで人気。
ラ・スパ(Le Spa):ソフィテルフィリピンプラザマニラ(Sofitel Philippine plaza Manila)内。全てフランス製のプロダクトを使用し、豊富な種類のフェイシャルやマッサージからヨーロッパ式、中国式、指圧、フィリピン伝統ヒロットマッサージなど、各自の体の状態にあったものが選べる。
・マカティ地区 / Makati, Mandaluyong & Pasig
ペニンシュラ・スパ(The Peninsula Spa):ザ・ペニンシュラ・マニラ(The Peninsula Manila)内。「心と身体のバランスを取ることが健康につながる」という考えのもと、フィリピンの伝統的トリートメントをはじめ、フィリピン式マッサージ、スウェーデン式マッサージ、指圧、アロマセラピーなど、多彩なメニューから自分に合った施術が選べる。
・メトロマニラ / Metro Manila
「氣」スパ(Chi Spa):エドサ・シャングリ・ラ・マニラ(Edsa Shangri-La MANILA)内。質の高いエレガンスとパーソナルサービスを追及した様々なアメニティが提供されるスパCHI「氣」。
マニラ市内中心の独特の乗り物について
マニラ市内には東南アジア文化たっぷりの独特な乗り物がある。まず一つ目は「トライシクル・ペディキャブ」である。自転車やオートバイにサイドカーを取り付けた乗り物で、オートバイのものをトライシクル(Tricycle)、自転車ものをペディキャブ(Pedicab)と呼んでいる。どちらもエルミタ、マラテ、イントラムロス、キアポ、パサイなど昔からある街の街角で客引きをしているケースが多く、マカティやオルティガスなど新興商業地区では見かけることはない。料金はいずれも交渉制となっており、日本のタクシーと違いメーター制でなない。
二つ目は、マニラ地区のイントラムロス内やキアポ地区そして観光客の集まる地区などでみかける乗り物が「カレッサ(二輪馬車)」である。トライシクル・ペディキャブと同様に料金は交渉制となっている。例に挙げた二つの乗り物は移動手段としては広範囲に動くことができないので、市内中心をゆっくりと観光するには調度良い。