マラケシュ(Marrakech)は、モロッコ王国の中央部に位置する国内第三の都市である。ベルベル語で「神の国」の意味を持つ。
街は城壁(2キロメートル×3キロメートル)に囲まれた旧市街メディナと、その西に広がる新市街から成る。
旧市街地には様々な歴史的建築物が存在し、世界遺産に認定されている。世界無形遺産にも登録されているジャマ・エル・フナ広場が中心となり、迷路にも例えられる巨大マーケットのスークが広がり、ありとあらゆるものが売られ、買物を楽しむこともできる。
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マラケシュ(Marrakech)は、モロッコ王国の中央部に位置する国内第三の都市である。ベルベル語で「神の国」の意味を持つ。
街は城壁(2キロメートル×3キロメートル)に囲まれた旧市街メディナと、その西に広がる新市街から成る。
旧市街地には様々な歴史的建築物が存在し、世界遺産に認定されている。世界無形遺産にも登録されているジャマ・エル・フナ広場が中心となり、迷路にも例えられる巨大マーケットのスークが広がり、ありとあらゆるものが売られ、買物を楽しむこともできる。
イスラム教(スンニ派)が国教である。信仰の自由が憲法によって保障されており、キリスト教徒、ユダヤ教徒もいる。
約82万人(2004年)
アラビア語が公用語である。他にフランス語やベルベル語なども話されている。
アラブ人、ベルベル人
モロッコ・ディルハム(MAD)
北緯32度、西経8度、モロッコのほぼ中心に位置する
マラケシュはステップ気候に属する。四季があり年間を通して比較的過ごしやすいが、夏(6~9月)は乾燥して暑い。最高気温の年平均は約28度、最低気温の年平均は約14度である。年間降水量は約120ミリと少ない。
日本との時差はマイナス9時間 サマータイム適用期間(毎年変更される)はマイナス8時間
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マラケシュの空の玄関口は、市街地から南西へ約6キロメートルに位置するメナラ空港である。モロッコのフラッグ・キャリアであるロイヤル・エア・モロッコの焦点空港。
日本からモロッコへの直行便は無く、マラケシュへ行くにはエールフランス航空を利用してパリで乗り継ぎ、カサブランカのムハンマド5世国際空港から国内便でメナラ空港まで約40分。カサブランカまではカタールやドバイで乗り継いでに行くこともできる(カタール航空、エミレーツ航空を利用)。所要時間はおよそ18時間である。その他、ヨーロッパの都市まで行き、ヨーロッパの格安航空会社のフライトで直接メナラ空港へ行く方法がある。
空港から市内までの移動はシャトルバスやタクシーを利用して約10分。タクシーを利用する場合は事前に料金を確認したほうがよい。
クトゥビアの塔
旧市街の西にそびえる美しい塔。高さは77メートル。街のシンボルともいえる。
ジャマ・エル・フナ広場
旧市街の中心に位置する、文化・交易の中心として繁栄してきた約400メートル四方の広場。屋台や大道 芸で1日中賑わっている。この文化空間は世界無形遺産に登録されている。
スーク(市場)
ジャマ・エル・フナ広場の北側に広がる。世界最大規模を誇り迷路にも例えられ、ありとあらゆるものが売 られている。
メナラ庭園
新市街に位置する、12世紀に建てられた美しい庭園である。貯水池が庭園の中央にあり、その周りを取り 囲むのはオリーブの木々。水辺にあるパビリオンはかつて王族たちのデートスポットであったとされている。
その他マラケシュの観光スポット
バヒア宮殿、サーディン廟、バイア宮殿、エルバディ宮殿など。
マラケシュには世界遺産(文化遺産)が1件存在する。マラケシュの旧市街は城壁(2キロメートル×3キロメートル)に囲まれた街の旧市街。様々な歴史的建築物が存在し、世界無形遺産に登録されているジャマ・エル・フナ広場を中心として多数の店が立ち並ぶスークが広がっている。1985年に登録された。
モロッコ料理は多様性に富み、ベルベル料理を元に、スペインやコルシカ、ポルトガル、ムーア、中東、地中海、アフリカの食文化をミックスしたものといえる。クミンやパプリカ、シナモン、サフランなどのスパイスが広く使われ、イタリアンパセリやコリアンダーなどのハーブ、干しぶどうやイチジク、デーツ、オリーブ、アーモンド、松の実、レモンの塩漬けなどの果物やナッツ類をよく用いるのが特徴である。肉は羊肉や牛肉、鶏、鳩がよく食される。代表的な料理にはクスクス(粒状の小麦粉を蒸したもの)、タジン(煮込み料理。円錐形の蓋の土鍋で調理する)、ハリーラ(ラム肉のスープ)などである。また、甘いミントティーがよく飲まれる。マラケシュには世界各国のレストランが揃い、中には日本料理もある。