マイアミの空の玄関口
主要空港の一つして、マイアミ国際空港(Miami International Airport)はアメリカン航空のハブ空港であり、年間利用客数は3500万人に達する大規模な空港である。マイアミ空港は外国人利用客数においては、ニューヨークのJFK国際空港、ロサンゼルス国際空港に次いでアメリカ合衆国第3位を誇っている。マイアミ空港は国際観光都市マイアミの玄関口としてのみならず、欧州各国・アメリカ合衆国と南米各国とを結ぶ中継地的な役割を果たしている。
マイアミ空港から市街地までは約12kmほどで、車での所要時間は15分強となっている。
車以外の交通手段としては、タクシー、鉄道、シャトルバンサービスなどが挙げられる。
マイアミの世界遺産
フロリダ半島の南部、オキチョビ湖の南方に広がる、「エバーグレーズ国立公園(Everglades National Park)」は世界遺産として登録されている。1976年にユネスコMAB生物圏保護区(585867ha)、1987年にラムサール条約の登録湿地(566788ha)にも指定されている大湿原地帯。
ソウグラス(ススキの一種)が一帯に広がる熱帯・亜熱帯性の動植物の宝庫で、サギやフラミンゴの生息地やマングローブの大樹林地帯もある。野鳥、水鳥、水生植物が豊富な幅80Kmもあるシャークバレー大湿原には、ハクトウワシ、ベニヘラサギ、アメリカマナティ、フロリダピューマ、フロリダパンサー、ミシシッピワニなども生息している。
マイアミの歴史
1896年にフロリダ東海岸鉄道の延長によって発達。古くは漁場として知られ、後に食品工業やグレープフルーツを始めとした果物類の集散地として発展したが、今日では豊富な労働力を活用したIC、コンピュータ、電子部品産業が発達して、俗にシリコンコーストとも呼ばれる最先端工業地域を形成。
マイアミにはキューバ革命後に国外脱出したキューバ人が多く住んでおり、彼らがマイアミにもたらした変化は大きい。
マイアミビーチ
マイアミビーチはビーチリゾートとして有名な観光都市である。マイアミ東沖合いの土地を埋め立てて造成され、ホテルや住宅が建てられ1915年に成立した。熱帯気候のためリゾート地として人気がある。
その中でもサウスビーチは一番賑わっているビーチである。オーシャンドライブにはずらっとホテルやレストラン・カフェが建ち並び、夜にはナイトクラブも隣接してるので24時間賑わいを見せるビーチである。
またアール・デコ地区も見所である。直線を重視しパステルカラーが特徴の様式でファッションとしても楽しめる街である。とにかく南北に細長いのでスクーターや自転車をレンタルして行けるところまで行ってみるのも1つの楽しみだったりもする。マイアミに来たら一度はマイアミビーチ周辺ホテルに泊まってのんびりと休暇を楽しみたいものである。