モロッコはアフリカ大陸の北西端にあり、スペインのすぐ南にある。日本の1.9倍の広さを持つ国土に、日本の1/4くらいの人口の人々が暮らしていて、日本と同じく四季もある。
日本人にとっての香港やタイ、バリ、といった感じで、スペインやフランスをはじめとするヨーロッパ人にとって、モロッコは旅行者の数も大変多く、とてもポピュラーな観光国。日本人の旅行者は毎年3万人くらい訪れている。
モロッコではアラビア語が公用語だが、山間部の田舎などには、アラビア語さえも話さずに、言ってみればそれぞれの山ごとに微妙に異なるベルベル語という地元の言葉を話している人たちもいる。
フランスの植民地だったので、フランス語を話せる人がとても多かったり、モロッコの一部に飛び地としてスペインがあったりすることもあり、北部などではスペイン語も比較的よく通じる。
しかし、英語になると、ホテルや大きな観光地で通じることがある程度だ。ホームステイや、遺跡巡りなど、現地から申し込めるツアーもたくさんある。ヨーロッパにも旅に出やすいので、時間とお金の余裕があるとよりヨーロッパを楽しむことが出来る。