ロバニエミ(Rovaniemi)はフィンランド北部、ラップランド州の州都。この地方の行政、商業の中心地であり、北極圏からわずか8キロ南に位置する。ラップランド特有の自然と文化を持ち、一年中サンタクロースに会える町として世界中から観光客を集めている。季節を問わず大自然のなかでのアクティビティも豊富であり、冬期にはオーロラ観測バス「モイモイ号」も運行される。
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ロバニエミ(Rovaniemi)はフィンランド北部、ラップランド州の州都。この地方の行政、商業の中心地であり、北極圏からわずか8キロ南に位置する。ラップランド特有の自然と文化を持ち、一年中サンタクロースに会える町として世界中から観光客を集めている。季節を問わず大自然のなかでのアクティビティも豊富であり、冬期にはオーロラ観測バス「モイモイ号」も運行される。
ユーロ
約6万人(2006年)
フィンランド語、スウェーデン語、サーメ語
フィンランド人、スウェーデン人、サーメ人
8,017平方キロメートル
北緯66度30分、東経25度44分。海抜80-200メートル。ケミ川とオウナス川の 合地点にひらけ、北極圏の南8kmに位置。
大陸性の寒冷地。日本よりも高緯度にある為、日の出・日の入りの変化はかなり大きくなる。オーロラ観測やウィンタースポーツを楽しむなら冬がシーズン。また夏も日が長いので、大自然のなか多くのアクティビティが楽しめる。8月中旬~9月中旬はベリーの葉の紅葉で地面が真っ赤に染まり、紅葉を楽しむこともできる。
日本との時差は7時間(サマータイム時は6時間)
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ロバニエミ発着便はすべてヘルシンキからの国内線のみである為、日本からロバニエミへ最もスムースにアクセスできるのはフィンランド航空利用となる。
フィンランド航空は成田空港・関西空港・中部国際空港の3都市から運航しているが関西・中部空港発着便は毎日運航をしていない為、旅行日程とフライトスケジュールが合わない場合は他航空会社のヘルシンキ往復と別途ヘルシンキ⇔ロバニエミ間の航空券手配が必要となる。
ロバニエミ空港はラップランド州の州都にあり、サンタクロースのオフィシャル空港として有名。空港内にはトナカイなどのクリスマスオブジェが1年を通して飾られている。日本からの直行便はなく、成田、関空、名古屋から フィンランド航空にてヘルシンキへ入り、乗り継ぐのが一般的。ヘルシンキからロバニエミへはフィンエアー、ブルー1(冬季のみ)が運航、1日3~5便、所要時間1時間30分。空港から市内へは各ホテルを結ぶ有料で所要15分のエアポート・エクスプレスバスが運行されている。市内から空港へはフライトの約1時間前に、ホテルの前からバスが運行。詳しくはホテルのフロントにて確認が必要。
サンタクロース村
ロバニエミから北へ8キロ、北極圏の境界線上にある。敷地内には木造の建物が並び、サンタクロース郵便局、サンタクロース・オフィス、クリスマスグッズ、レストランなどの店が入っている。ここでは毎日サンタクロースに会うことができ、写真撮影も可能。また、サンタクロース郵便局では、事前に申し込むと、エアメールでクリスマス前にサンタクロースから手紙が届く。
アルクティウム
北極圏での暮らしや文化、ロバニエミの歴史について知ることができる博物館。ポラリウムシアターでは1日に1~3回オーロラの映写がある。
ロウソク橋
松明をイメージして作られた橋で、ロバニエミのシンボル。正式名称「きこり達のろうそく橋」。橋を渡った向こう側、オウナスヴァーラの丘は、夏の白夜や冬のオーロラ観測のべストビューポイントになっている。
ラップランド州図書館
フィンランドの世界的な建築家、アルヴァ・アアルトの傑作。光を取りこみやすい屋根や、自らデザインしたという内部照明や家具からは、「文化の光を起こす」をテーマにしたアアルトの意図が伝わってくる。アアルトは戦後ロバニエミの街の復興計画に初期から携わっていたため、他にも市庁舎、ラッピアホール、コルカリンネ居住地区なども設計。モダンな景観が見どころ。
ラヌア動物園
ロバニエミから南東へ80キロ、バスで約1時間15分のラヌアにある世界最北端の動物園。広い敷地内ではホッキョクグマ、ムース、オオカミなどの北極圏の動物が飼育されている。動物園手前にはフィンランドでは有名なお菓子メーカー、ファッツェルFazerの直営店があり、さまざまな種類のチョコが売られている。
・トナカイの肉料理、サーモンスープなどの郷土料理
・世界最北端のマクドナルド:世界最北端に位置するマクドナルド。ライ麦パンバーガーが味わえる。
ヘルシンキからロバニエミまで1日2~4便運行、所要時間10時間。運営はフィンランド国鉄(VR)により行われている。夜行列車はサンタクロースエキスプレスと呼ばれ、ヘルシンキ発は夜7時、10時台。週末をラップランドで過ごそうとするフィンランド人にも人気が高く予約必須。所要時間12時間30分。ロバニエミ鉄道駅から街の中心部までは、北へ徒歩15分ほど。
ロバニエミは、街の規模が大きく人口光が多いため、オーロラを鑑賞するには街のはずれに移動するか、オーロラ観測バス「モイモイ号」を利用するなどの工夫が必要。「モイモイ号」は北極圏のソダンキュラオーロラ観測所により、当日最もオーロラ観測に適した気象条件のエリア情報を入手、ポイントへ移動する。現地ホテルで予約、または日本でも事前予約可能。
夏:6月初めから約1ヶ月間は太陽の沈まない白夜の季節となるため、ミッドナイトサン体験ができる。また材木伐採人達の使っていた川下り用ボートでのケミ川クルージング、川下りなども人気。
冬:スノーモービルや犬ぞりなど、ラップランドならではのスノーアクティビティが豊富。その他、氷上の魚釣り体験、氷上をスノーモービルで疾走するナイトサファリ、サンタクロースサファリなど。毎年1月中旬には北極圏ラップランドラリーが開催される。