サンアントニオ(San Antonio)はアメリカ合衆国テキサス州の南部に位置する大都市。市街地は近代的な高層ビルが立ち並ぶアメリカの都市らしい景観となっているが、テキサス独立戦争の戦跡として知られるアラモ砦や市街地を流れる川沿いを再開発し、散歩道として整備したリバー・ウォークなどが人気の観光名所と知られるようになった。
街の始まりは1720年前後にスペイン人宣教師が入植、教会を設立したことによるとされている。当時はまだアメリカ合衆国ではなかったが、19世紀に入りアメリカからの入植者が増加し、1809年にはサンアントニオ市として創立した。1846年にはテキサスがアメリカ合衆国28番目の州となり、人口が急増、都市は発展していくことなった。
メキシコにも近い立地から貿易や交通の拠点としても注目されるサンアントニオは、メキシコ文化に街のいたるところで感じることができる。
日本人観光客が多いとは言えないサンアントニオであるが、日本とは熊本市が姉妹都市を結んでいる。