台南市の歴史として清朝時代初期の鄭氏政権下の台湾の首府であり、政治・経済・文化の中心地で、のちの日本統治時代は台北に次ぐ台湾第2の都市となった。そのため多くの旧跡が残り【台湾の京都】と呼ばれる特徴がある。衛星都市である永康市(台南県所属)など近郊地域を含めると100万人以上が住む台湾第4の都市として栄えている。
気温も北回帰線の南に位置し、季節風の影響を受ける亜熱帯気候に属しているため年間平均気温は23.8℃、最も寒い1月の平均気温は17.1℃、最も暑い7月の平均気温は29.0℃である。また夏は台風が良く来るので雨量が多い傾向。
台南は、椰子やガジュマルの木が似合う南国ムード漂う街でもあり、南国の大らかな気質を持つ人々と落ち着いた街並みから、台湾の中で一番暮らしやすいところと言われている。また台湾の中で一番小吃店が多い街としても知られ、観光客には案外知られてないが、夜市は台湾で最もスケールが大きく、武聖夜市や小北夜市などでは連日明け方近くまで賑わっている。