フランスの南西部に位置する都市。ミディ・ピレネー地方の中心都市で、フランスで4番目に大きな都市。赤やオレンジ色のレンガを積み重ねた建物が多く、空から見ると街がばら色になる。そのため、別名『バラ色の都市』と呼ばれる。
第一次世界大戦後、商業航空輸送がトゥールーズで始まった。エールフランスの前身・アエロポスタルはトゥールーズを起点として南アメリカまで郵便配達飛行を行なった。多くの航空機メーカーも居を構え、航空輸送は非常に発達している。
観光ではフランス国内で最も保存状態の良いベルト状の大通りや、ジャコバン派教会からなる宗教建築遺産が有名である。さらに最近は、エアバス社工場を訪問する観光客が増えている。