ウルグアイ旅行｜ena(イーナ)の海外旅行ガイド

ウルグアイについて

ウルグアイ東方共和国、通称ウルグアイは、南アメリカ南東部の共和制国家である。日本の反対側に位置し、大きさは日本の半分くらい小さな国。南北約400km、東西約400kmと丸い形をしている。首都はモンテビデオ。国土の3分の1が草原地帯で、牧畜業が盛んである。羊毛・牛肉を産出している。ウルグアイは生活水準が安定している国であり、政治・労働の状態においては大陸で最高度の自由を保つ。

ウルグアイ旅行の人気エリア

モンテビデオ旅行

ラ・プラタ川の河口に発達したウルグアイの首都。

ウルグアイの基本情報

正式名称: ウルグアイ東方共和国（Republica Oriental del Uruguay）
首都: モンテビデオ
通貨: ウルグアイ・ペソ
人口: 333万人（2008年）
言語: スペイン語
宗教: カトリック教（62％）無宗教（31％）プロテスタント（4％）ユダヤ教（3％）
民族: スペイン、イタリア系が大半

面積: 17.6平方キロメートル（日本の半分）
位置: ウルグアイは南アメリカ大陸東側中央部に位置。北と東にブラジル、西にアルゼンチンと国境を接しており、南は大西洋に面している。南米大陸のブラジルとアルゼンチンの間の南緯30度～35度、西経53度～58度に位置する。日本のちょうど正反対側である。
気候: 一年を通して毎月大体同じ量の雨が降り、穏やかな気候が続くのが特徴である。平均標高は約100ｍと全体的に平坦な為、冬は南極からの冷風の影響を、夏はブラジルからの熱風の影響を強く受ける。しかし、極端に寒くなったり、極端に暑くなったりする事はない。旅行シーズンは12月～3月にかけての夏季が最適である。
時差: 日本との時差はマイナス12時間

ウルグアイの旅行情報

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ウルグアイの観光スポット

プンタ・デル・エステはモンテビデオの東約138kmに位置するリゾート都市。黄金の砂浜に、果てしなく続く綺麗な碧い海、森のような街路樹と芝生の公園など多くの人を魅了している人気スポットである。12月～3月の夏季には、ヨット、モーターボート、サーフィン、水上スキー、ダイビング、カイトなどのマリーンスポーツを楽しめ、ゴルフやテニス、サッカー、ポロは、通年楽しむ事が出来る。7月～11月には、北上してきたクジラを見る事も出来る。

ピリアポリスは落ち着いた雰囲気が漂う、静かで穏やかな休日を過ごせる美しいビーチリゾートである。周囲は、いくつかの丘に囲まれており、岡の上からは、ピリアポリスの町を一望できる、穴場として有名なスポットである。モンテビデオから東に約100km に位置する。

ウルグアイの世界遺産

1995年にユネスコの世界遺産に登録されたコロニアル・デル・サクラメントは、1680 年にポルトガルの貿易港として建設されたウルグアイ最古の町である。ノスタルジックな雰囲気の漂うバリオ歴史地区は、美しい古い歴史ある建築物や、伝統的な石畳の通りが情緒を醸し出している。

街にある古い門やサンペドロ岬の灯台など、植民地時代の建物をそのまま使用した小さな博物館なども点在し、当時の生活を今に伝えている。ウルグアイ南西部にあり、首都モンテビデオからラ・プラタ河沿いに約180km西方に位置する。

ウルグアイのグルメ

ウルグアイのグルメとして、肉や牛乳、チーズ、とうもろこしが主産物であり、チキン・スープに小さなとうもろこしの粉のすいとんを浮かせた「ボリ・ボリ」という料理や、ひき肉と野菜のスープに米やパスタを入れた「ソー・ヨソピー」という料理などが有名。

またウルグアイの隣国アルゼンチンやブラジルと共通した豪快なバーベキューや、エンパナーダなども多く食されている。ほかにも、パンの代わりにマンディオカが主食としてよく食べられている。中でも、とうもろこしの粉と牛乳、卵、チーズを材料にして出来たソパ・パラグアージャというコーンケーキは、パラグアイで一番有名な料理のひとつである。

ウルグアイの歴史

ラプラタ河が発見された1516年の4年後、今のウルグアイには様々な民族の原住民がいた。1527年サンサルバドル川河口への要塞建設を初めとして、植民の基礎が築かれた。17、18世紀は、支配を巡りスペイン人とポルトガル人とが争いを繰り返した。1726 年、スペイン人によってモンテビデオ市が建設された。

1777年、ポルトガルはスペイン人による支配権を認めたが、イギリス軍が一時占領する事もあった。その後、米の独立運動が始まったが、ウルグアイ人も、アルゼンチンの支援を得て、スペインに対する独立運動を開始した。しかし、スペインの駐屯軍も、ポルトガル軍に援助を求め、ウルグアイは制圧され、ブラジル領に組みいれられた。1825年亡命していた33人のウルグアイ人は、ウルグアイに進撃、奪回し、独立を宣言するに至った。独立後は、コロラド党と国民党が対立、抗争を続けた。

1903年ホセ・バジェ・イ・オルド－ニェスがウルグアイに政治的安定をもたらし、社会主義的な諸改革を行った。世界大戦後、経済は停滞し、ゲリラ活動が活発化し、政情が不安定化した。1973年軍部が政権を奪取し、1985年民政移管までの間、軍部の独裁が続いた。1995年国民党とコロラド党が連立を任期最後まで維持し、社会保障法改正を始め、案を着実に実現した。しかし2001年からの経済危機の影響により経済情勢が悪化し、右対策を優先せざるを得なくなった。また、国民党は連立政権から離脱した。以降、進歩会議・拡大戦線党が政権を握っている。