LCC・複数航空会社利用におけるメリット・デメリット

LCC利用または複数航空会社利用におけるメリット・デメリットをまとめました。事前に内容について留意いただき、ご購入いただきますようお願いいたします。

LCC利用のメリット・デメリット

LCC航空券の場合、変更・取消、座席指定・受託手荷物追加など、航空券に関する一部の手続きは、予約後航空会社に直接ご依頼いただく形になります。
また、下記に該当する場合など、航空会社の規定によりご搭乗いただけない場合がございますので、購入前に航空会社へ必ずご確認お願いいたします。

  • 妊娠中のお客さま
  • 障がい・疾病がある方で、車椅子や介助など特別な手配が必要なお客さま
  • 幼児が含まれるご予約
  • 未成年者の申込で搭乗者に未成年者が含まれる場合
  • 70歳以上の方が含まれるご予約
  • パスポート残存が帰国まで半年を切っている場合(パスポート情報入力が必要な航空会社)

※詳しくは旅行条件書(オンライン予約)にてご確認ください。

LCC利用のメリット

  • 運賃が安い

    運賃が安い

    LCCの最もメリットがあるのは、運賃が安いこと。大手航空会社(レガシーキャリア)と比較すると2-5割安いと言われています。

  • 時限的なセールがある

    時限的なセール

    販売を促進するために、超破格の料金を時限的に設定する場合があります。予定を決めてから購入するという人よりも、購入してから予定を決めるという人にオススメなセールです。

  • 燃油サーチャージが徴収されない場合や割安な場合がある

    燃油サーチャージが徴収されない

    LCCによっては、燃油サーチャージが運賃に含まれているため徴収されなかったり、徴収されたとしても大手航空会社よりも割安な場合があります。

  • フライト便名、スケジュールが購入時に分かる

    フライト便名、スケジュールが購入時に分かる

    大手航空会社の格安航空券と異なり、購入時にフライトの便名、スケジュールを確認しながら購入することができます。旅行の計画を立てるのには、非常にありがたい商品となります。

  • 滞在日数の制限がない

    滞在日数の制限がない

    大手航空会社の格安航空券と異なり、片道ベースでの料金計算となっています。そのため、滞在最低日数、最長日数などの制限がない場合が多くなっています。スケジュールによっては、日帰りが可能な場合も?!

  • 片道でも安価な料金で購入できる

    片道でも安価な料金で購入できる

    大手航空会社の格安航空券の多くは、片道料金でも往復とあまり料金が変わりません。LCCは片道ベースでの料金設定のため、片道でも安価な料金で購入することができます。

LCC利用のデメリット

  • 機内食、飲み物、毛布、エンターテイメントなど機内サービスが有料

    機内サービスが有料

    予約の際にオプションとして購入するか、当日機内で購入することになります。なお、事前に申込みをしておかないと、予定以上の購入希望者が発生した場合は、希望通りとはならない場合があるので注意をお願いします。LCCによっては、機内へ食事・飲み物を持ち込むことも可能な場合があります。

  • 預け荷物が有料

    預け荷物が有料

    料金種別によっては含まれている場合もございますが、通常別途追加料金が必要となります。預け荷物も予約の際にオプションとして購入することができます。当日、チェックイン時に追加料金を支払い預けることは可能でございますが、同じ重量でも予約の際に請求される金額よりもチェックイン時に請求される金額の方が高額となる場合がございますので、なるべく予約の際に購入する方が無難です。また、機内持ち込み手荷物についても、重量など厳格な場合があるので、事前に確認が必要となります。

  • 欠航時の保証がない

    欠航時の保証がない

    大手航空会社であれば、機材故障などで欠航となった場合は、他社便への振替や当日のホテル・食事を負担して翌日の振替を行うが、LCCの場合、そのような対応はまずありません。LCCの場合、自社都合のフライトキャンセルであっても、ホテルの斡旋や食事の負担などは行いません。フライトキャンセル時は、自己解決、自己負担を念頭に入れていただく必要があります。

  • 遅延が多い

    遅延が多い

    1機材を可能な限り運航させ、駐機時間を短く、効率よいスケジュールを立てる=機材を有効活用することがLCCのビジネスモデルの1つです。そのため、1度故障などが発生すると連鎖的に後続便に影響が発生します。乗継や観光、ビジネスには余裕を持ったスケジュールが必要です。

  • フライトキャンセルが多い

    フライトキャンセルが多い

    上述のように遅延発生により、最終フライトが空港施設の利用可能な時刻を過ぎてしまい欠航となったり、事前の予約が期待値以下の数値のためフライトを行わない方が得策と判断した場合、突然のフライトキャンセルとなることがあります。そのような場合は、前述したように振替などの保証は期待できないので注意をお願いします。

  • シートピッチが狭い

    シートピッチが狭い

    LCCの座席配置は、座席間隔を大手航空会社よりも狭くし、少しでも多くの座席を配置しています。これは1機材で多くの乗客を運び、その分運賃を割安にしているビジネスモデルゆえです。短距離であればよいが、中長距離になるとシートピッチの狭さが肉体的につらい移動となる場合があるので注意が必要です。

  • 座席指定が有料、または事前座席指定不可

    座席指定が有料、または事前座席指定不可

    大手航空会社では座席指定可能な場合は多いが、LCCの場合、座席指定はオプションとして、有料となる場合が多いです。また、航空会社によっては自由席扱いとなり、指定できない場合もあります。

  • カウンターが少なく、空港の端にある場合が多い

    カウンターが少なく

    空港ターミナルの中央(良い場所)は大手航空会社が占めることが多く、LCCの多くはターミナルの端となる場合が多いです。また、人件費を抑えるため、カウンター数を少なくしたり、自動チェックイン機しかない場合もあります。また、駐機場がターミナルより離れていることが多いため、チェックイン時間を大手航空会社よりも早めに閉めてしまうことが多くなっています。

  • 使用空港が市内より離れている

    使用空港が市内より離れている

    LCCは、離発着料を抑えるために、一般的な航空会社が使用するメジャーな空港ではなく、ローカル空港を使用する場合が多くなっています。そのため市内中心部までの移動は予想以上に時間を必要とする場合があります。

  • 最終目的地までスルーチェックインができない場合が多い

    最終目的地までスルーチェックインができない

    LCCは乗継があるケースにおいて、出発空港での最終目的地までのチェックイン(スルーチェックイン)ができない場合があります。その場合は、乗継地で入国→受託手荷物受取→再チェックイン→出国といった手間が増える可能性があるので注意が必要です。
    LCC(格安航空会社)の各種規約

複数航空会社利用のメリット・デメリット

複数航空会社利用のメリット

  • 混み合う時期でも安価に購入できる

    混み合う時期でも安価に購入できる

    1区間、1区間最安値の航空会社を組み合わせることで購入ができますので、1つの航空会社が満席でも、2つ以上の航空会社を組み合わせることで当該旅程が安価になる場合がございます。

  • スケジュールのパターンが豊富

    スケジュールのパターンが豊富

    フライトの選択肢が多くなり、1つの航空会社では実現できないスケジュールを組むことができますので、ご自身の希望するスケジュールに合わせて旅程を組むことができます。

複数航空会社利用のデメリット

  • フライト変更・欠航時の取消料が有料となる場合がある

    フライト変更・欠航時の取消料が有料

    航空会社都合のフライト変更や欠航でも、通常1つの航空会社利用では不要な変更手数料やキャンセル手数料が必要となる場合がございます。その場合は、追加代金をお支払いの上、変更手続きが必要となります。

  • フライト変更・欠航時の保証がない

    フライト変更・欠航時の保証がない

    2社以上の航空会社を利用するため、急なフライト変更や欠航の対応範囲が限られます。直接お客様ご自身で航空会社へご確認いただき、フライト変更や欠航の手続きをして頂く場合がございます。

  • 航空会社と確認が取れない

    航空会社と確認が取れない

    日本に就航していない航空会社は、日本にオフィスがないため、フライト変更や欠航となった場合連絡が取れません。その場合事前に航空券の処理ができず、当日空港カウンターにて直接お客様ご自身にて対応が必要となる場合がございます。

  • 代替便の用意がない

    代替便の用意がない

    航空会社都合のフライト変更や欠航でも、2社以上の航空会社を利用するため、代替便の用意がなく変更出来ない場合がございます。その場合は、一度キャンセルをしていただき、その時点で確保出来る料金にて新規として購入いただく必要がございます。

  • 事前座席指定不可

    事前座席指定不可

    2社以上の航空会社を利用するため、事前座席指定が出来ません。当日空港にて調整をお願い致します。

  • 航空会社間でルールが異なる

    ルールが異なる

    例)往路の航空会社は受託手荷物30kgまで、復路の航空会社は受託手荷物20kgまで可能であり、往路と復路で異なる場合があります。そのため、往路に合わせて荷物を持っていきますと復路で超過料金が必要となる場合がございます。

最終更新日:2024年02月13日