ミクロネシアで最大規模のグアム国際空港は、年間100万人を超す観光客が訪れる空港で、第二次世界大戦中の1943年に日本海軍の飛行場として建設された後、1944年のグアムの戦いでグアム奪還をしたアメリカ軍により、アメリカ陸軍航空軍の基地「アガナ飛行場」となった。
その後、1995年まで軍事基地として使用されたが、1964年より民間でも利用が始まり、パンアメリカン航空やコンチネンタル航空が就航を開始。日本航空も1970年に就航を開始した。1982年に最初の旅客ターミナルが建てられ、現在のターミナルは1998年に新設された。ユナイテッド航空の太平洋地域におけるハブ空港となっている。
ほぼ24時間利用されており、日本等への早朝便や日本等からの深夜到着便も多く、各旅行会社のツアーデスクやレンタカーデスクも完備されている。また、空港内は、チャモロの伝統文化を取り入れた建築様式でできていて、日本語の表示も多く、日本人観光客には評判が良い。