アクラは西アフリカに位置し、ギニア湾に面したガーナの首都である。ガーナ最大の都市で、政治、経済、通信、交通の中枢である。主な産業は食品加工、木材加工、紡績、被服、化学などである。
アクラは野口英世が黄熱病原を研究中した場所でゆかりの施設などの見ることが出来る。脱植民地化時代のサハラ以南のアフリカにおいて、1957年に初めて現地人が中心となってヨーロッパの宗主国から独立を達成した国家である。
イギリス領ゴールドコーストと呼ばれていたが、独立に際して国名をガーナに変更した。初代大統領ンクルマは、アフリカ統一運動を推進したことで有名。かつてゴールドコーストと呼ばれた海岸を保有しており、ダイヤモンドや金を産出する。カカオ豆の産地としても有名。2007年6月に油田が発見され、国際的に大きな注目を集めている。