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ダカール


ダカールについて

セネガルの首都で、西アフリカの玄関口。ケニアの首都ナイロビや南アフリカ共和国のヨハネスブルグなどと比べたらかなり安全で、何よりも遠方からの旅行者を笑顔でもてなしてくれる現地の人々との交流、アフリカでのんびりしたい人は必見の場所。街にある独立市場を中心に、碁盤の目のように広がった通りには多くの店が並び、車と人であふれている。屋台や市場も盛んで、伝統芸術や手工芸品、海の幸まであらゆるものが手に入る。「これぞアフリカ」という鮮やかな色、熱帯の自然美、ヨーロッパ文化の影響を受けた建物や料理、言葉が色強く残っている町である。

ダカールの基本情報

通貨

CFAフラン

人口

2,098,648人(2004年現在)

言語

フランス語(公用語)、ウォロフ語などの各民族語

民族

ウォロフ人、プル人、セレール人など

行政区画

ダカール市

面積

82.38km2

位置

アフリカ大陸の最西端

気候

6月~10月は雨季、11月~5月は乾季である。雨期は1年で最も暑く、平均湿度は90%。乾季はサハラ砂漠からの砂混じりの風が広がり、ひどく乾燥する。

時差

日本-9時間

ダカールの旅行情報

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ダカールの空の玄関口

世界遺産のゴレ島へは、ダカールの沖合から定期船で約20分ほどで行ける、東西300m、南北900mの小さな島ゴレ島。ここは、奴隷貿易の拠点として栄えた歴史が残っているということで負の世界遺産に登録されている。今は1200人もの住民がいて、セネガル最古のイスラム教のモスクも残り、平和な観光地になっている島だが、以前はフランス人による奴隷貿易の基地として使われ、何人もの奴隷が収容され、船へ積み込まれていき、発展していった。

ここには、1858年にフランスの要塞として造られセネガル独立後は刑務所になった歴史博物館があり、中には誕生から独立までの史料や、大砲が展示されている。また、1777年にオランダ人によって建てられた奴隷を積み出していた大きな家「奴隷の家」もある。西アフリカ各地の港から1500万人~2000万人もの奴隷がこの奴隷の家に収容され、その後3カ月に渡りアメリカなどの国に送られていった。収容部屋は、男性、女性、子ども、処女という4つの部屋に分かれていて、集められた人々はまず裸にされ、健康状態を調べられた。状態の悪い奴隷は安く売られていた。トイレも1日1回しかさせてもらえず、男性に関しては、3畳~4畳半くらいの大きさの部屋に15人~20人もの人が押し込まれていたという。反抗すると、天井が低くて立つこともできない狭い部屋に押し込められるか、海で鮫の餌にさせられていたという。

女性は、ヨーロッパ人の子どもを妊娠すると奴隷として売られなかったので、奴隷としてアメリカに行きたくない女性は、自ら体を提供していたという。奴隷の家を出て船に積み込まれた人たちは、二度と故郷の地を踏むことはなかった。祖国を離れることを嘆いて海へ自殺した人もいたという。「奴隷の家」で差別を受け劣悪な環境で暮らした彼らが、このあとどのような環境で働かされたかは言うまでもない。

ダカールのグルメ

食べ物では、フランスが輸出品として発展させた落花生が、現在となっても主要換金作物の1つとなっている。料理は、アフリカ料理=セネガル料理と言っても過言ではない。海に面しているという地形関係からも魚料理が多く、お米が主食で味も日本人の口に合う。屋台では、客は日本人のように米粒1つ残さず食べたりしないで、ある程度お皿に残して帰るという。また、食事は量でもてなすという習慣があるようで、大量のご飯を盛ってくれるようである。残さず全部たいらげると、まだ足りないと思われ追加でご飯を盛られるので、ご注意を。

ダカールのお土産

ダカールでは、伝統的なマスクや織物などの手工芸が盛んである。町に行けば、豊富な種類のマスクを見ることができる。ビーズを使ったアクセサリー作りも盛んで、地元の女性も身につけている。また、カリテという植物の実から採れたバターは、日本では「シア・バター」という名前の肌のクリームの素材として使われている。以前は、過酷なサバンナで生きる人々の間で消費されていたスキン・ヘアーケアグッツだったが、他国でもこの効能の需要が増え、今では重要な輸出品目となった。

ダカールラリー

「世界一過酷なモータースポーツ競技」と呼ばれているこのラリーは、パリからダカールまでのおよそ12000kmを、自動車やバイクなどで走る競技だ。日本人の参加者もいて、中には優勝をした人もいる。ダカールラリーを行う上で、環境保全対策も徹底されていて、自然環境保全のために必要な場所でのラリーコースは回避したり、CO2の排出量の調査も行われ、ラリーに関わる各国々とも協議をしてコースなどが決められていく。

もちろん、コースや車だけではなく、参加者やラリー関係者が出したゴミは選別を徹底させ、車の交代備品などのゴミは、契約した専門業者が収集、廃棄処理を行っている。このように、環境対策もされながら、過酷なラリーは行われていくのである。ちなみに、実際のゴールはダカールではなく、ラック・ローズという湖で、ゴール後ドライバー達はダカールまでウィニング・ランを行うそうだ。過酷なレースを終えたあとの選手には、盛大な拍手や歓声があるだろう。

ラック・ローズ(ピンクレース)

正式名称は「レトバ湖」といい、バラの色の湖として有名である。湖面の下がる乾季の昼ごろが最もきれいなピンク色をしていて、とても鮮やかである。この湖に住む微生物や鉱物の影響でそのような色をしていて、水1リットルに対して380グラムもの塩(普通の海水の約10倍の塩分濃度)が含まれており、湖底には固まった塩が堆積している。セネガルの死海と呼ばれていて、塩の産地である。水深が浅いので、立ちながら塩搾取作業をすることができる。湖の中央までは船で行き、湖底に立ち網ですくって塩をとる。こうして取れる塩の量は、年間100トンだそうだ。

湖のほとりには小さな村があり、ここの村の人は湖から採れる塩で生計を立てている。湖から塩を採取して船に入れて持ち帰るのは男性の仕事で、それを天日で干す場所まで運ぶのは女性の仕事。そして、乾いた塩を袋に詰めるのが老人の仕事になっているようだ。湖畔には休憩所が並んでおり、約14時間も仕事をしている彼らにとってとても大事な休憩場所となっている。

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