ダルエスサラーム旅行｜ena(イーナ)の海外旅行ガイド

ダルエスサラームについて

ダルエスサラーム (Dar es Salaam) は、タンザニア最大の都市で、以前の首都である。現在はダルエスサラーム州の州都である。インド洋に面した港町で通称ダールで読んでいる。現在の法律上の首都はドドマであるが、実質的な首都機能は、経済の中心地となっているダルエスサラームにある。2鉄道など交通の中心地で、ザンジバルほかへのフェリーが発着している。気候は熱帯性で海岸のため湿気が多い。最高気温は年間を通じ30度C前後、最低気温は20度C前後である。降雨量は1年に1100mmにもある。都市名のダルエスサラームは、ブルネイ・ダルサラーム国のダルサラームと同じで、アラビア語で「平和の地」を意味するダール・アッ＝サラームからきており、「天国」を含意する。

ダルエスサラームの基本情報

通貨: タンザニア・シリング（TZS）
人口: 250万人
言語: スワヒリ語と英語
民族: ザラモ人スクマ人、ハヤ人、ニャキュサ人、ニャムウェジ人、チャガ人
行政区画: ダルエスサラーム州

面積: 162.5km2
位置: インド洋に面した港町
気候: 熱帯
時差: マイナス6時間

ダルエスサラームの旅行情報

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ダルエスサラームの空の玄関口

ジュリウス・ニエレレ国際空港（英語：Mwalimu J.K. Nyerere International Airport）は、タンザニア連合共和国の旧首都、ダルエスサラームにある国際空港である。この空港名は、タンガニーカ及びタンザニアの政治家で初代大統領のジュリウス・ニエレレを冠している。国際線は１４路線でエア・ジンバブエ・エア・マラウイ・エア・ウガンダ・ブリティッシュ・エアウェイズ・Coastal Aviation ・エジプト航空・エチオピア航空・エミレーツ航空・ケニア航空・KLMオランダ航空・カタール航空・南アフリカ航空・スイスインターナショナルエアラインズ・ザンビア航空など就航している。国内線はCoastal Aviation ・Precision Air ・ZanAir が就航している。

ダルエスサラームの観光スポット

ダルエスサラームはかなり近代的な都市ですが、1世紀近く栄えた古い街の魅力ももっている。街にはさまざまな歴史の影響が見られる。アジア地区にはティールームやレストラン、ヒンズー教寺院があり、ドイツ植民地の名残りのバイエルン様式の鉄道駅やローマン・カソリック教会、ルーテル教会もある。また国立博物館にはジンジャントロプス・ボイセイ（歯の頑強さから「くるみ割り人」のあだ名がある、200万年近く前のヒト）など、考古学的発見物が所蔵されている。人類の進化をたどる詳細な展示やタンザニアの文化遺産の展示もある。

ダルエスサラームのグルメ

タンザニアの代表的料理といえば、ウガリ。とうもろこしやキャッサバなどの粉をお湯で溶いて練り上げたもの。日本人にとってのご飯と同じように、タンザニア人にとっては、重要な主食である。主要な都市、ホテルは、イタリアンや中華料理など世界各国の料理が楽しめ、インドカレーの種類も豊富です。沿岸リゾート地では新鮮なロブスターなど海鮮料理も楽しめる。

ダルエスサラームの歴史

866年に、対岸にあたるインド洋上の島ザンジバル島を支配するザンジバル・スルタン国（オマーン出身のアラブ人王朝ブーサイード朝）のスルタン、サイイド・マジドによって離宮が置かれ、ダルエスサラームの名が与えられた。1870年にマジドが死んだ後一時的に寂れたが、1887年にドイツが進出し、1895年、ドイツ領東アフリカの首都がバガモヨから移され、東アフリカ・インド洋地域における基地となった。第一次世界大戦でドイツが敗北すると、ダルエスサラームを含むドイツ領タンガニーカはイギリスの統治下に入り、イギリスによりダルエスサラームはタンガニーカの政治・経済の中心都市として位置付けられた。第二次世界大戦後、スワヒリ系ムスリム住民を中心とした人々によるタンガニーカの独立を目指す運動の中心地となり、1961年にタンガニーカは独立を達成した。1965年にタンガニーカ共和国がザンジバルと合邦してタンザニア連合共和国が成立するとダルエスサラームが首都となるが、1973年に法律上の首都はタンザニア内陸部のドドマに移された。

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