ハルツーム(ハルトゥーム)とは、アラビア語で象の鼻という意味。ウガンダから流れる白ナイルとエチオピアから流れる青ナイルの合流地点の南岸にあるスーダンの首都である。ナイル川はハルツームからエジプトを通り地中海へ北に向かう。
行政や経済の中心地であるため、人口は約500万人と集中している。白ナイルをはさんでハルツームの対岸にある町のオムドゥルマンは1885年、イギリスのスーダン植民地化政策に反対するマフディ軍が都として建設された。ハルツームが行政や経済の中心地であるのに対してスーダンの伝統や文化が残る地域だ。
スーダン最大のスークや、ラクダ市、マフディの墓、カリーファの家、ハマデルニールモスク等、ハルツームのみどころが集まる場所となっている。ハルツームからもすぐに行くことができ、都会と自然の両面を見ることが出来る。