ラルナカは、キプロス共和国の第二の商業港湾都市である。
キプロスの空の玄関口ともなるラルナカ国際空港があり、さらに観光資源も豊富なため、観光客でにぎわっている町である。キプロス島における主要な都市の一つでもある。
また、ストア学派の開祖ゼノンの生地としても有名である。
海外航空券販売のena(イーナ)がお届けするラルナカ旅行の旅行ガイドブック。ラルナカの観光情報をご案内。お得な海外格安航空券、格安ホテル情報も。
ラルナカは、キプロス共和国の第二の商業港湾都市である。
キプロスの空の玄関口ともなるラルナカ国際空港があり、さらに観光資源も豊富なため、観光客でにぎわっている町である。キプロス島における主要な都市の一つでもある。
また、ストア学派の開祖ゼノンの生地としても有名である。
ユーロ(EUR)
7万2000人(2001年)
英語,ギリシャ語,トルコ語
大半がギリシャ系,少数でトルコ系
9.250平方キロメートル(キプロスの面積)
ラルナカはトルコの南の東地中海上に位置する。トルコやシリアに囲まれるようにしてひっそりとただずむ島国キプロス島の第2の商業港湾都市である。北緯は34度52分、東経は33度37分である。
ラルナカの気候は、地中海性気候に属している。日本の九州南部と同じぐらいの気温であるが、冬季の気温はラルナカの方が高い。四季があり、1年を通して晴れの日がとても多い明るい島である。楽しむ。 長い乾燥した夏および穏やかな冬は短い秋および春までに分かれている。年間気温は19度、年間最高気温は24.3度、年間最低気温は13.7度、年間降水量は320ミリメートルである。また、年間降水量の約60パーセントは冬季に得られている。
日本との時差はマイナス7時間。サマータイム期間中はマイナス6時間。
ラルナカ旅行の見どころや文化など、旅行情報はこちら!
ラルナカの空の玄関口はキプロス共和国内で最大のラルナカ国際空港である。中近東とヨーロッパを連絡する空港としても使用されている。またキプロスへ観光やリゾートに訪れる観光客も併せて年間で520万人前後もの乗降客でにぎわう空港である。全長は2994メートル、幅は45メートルとなっている。
ラルナカには数々の観光スポットがある。南端にある1625年に建てられた中世の城跡であるラルナカ城である。現在は博物館となっており、キティオン遺跡などからの出土品が展示されている。迫力があるのは海抜750メートルの岩壁に聳えるスタブロヴニー修道院である。ラルナカより西へ40キロのところにある女人禁制の修道院となっている。ラルナカの北はずれに位置する、歴史的にも重要な価値を持つ、紀元前13世紀頃のギリシア・ミケーネ文明の古代遺跡キティオンも有名な観光地である。
また、伝統的なハンドメイドのレースで有名なレフカラ村はラルナカの西南40キロのところにある。かつてレオナルド・ダ・ヴィンチが訪れ、ミラノ教会に寄贈するためにこの村のレースを購入したと伝えられている。他にもラルナカの西11キロのキティ村にあり、「天使により建てられた」という意味を持つアンゲロクティスティ教会やキプロスの様々なアンティーク・コレクションを見ることができるピエリーデス博物館などがある。
代表的な家庭料理はアフェリアという豚肉をコリアンダーの実で味付けした赤ワインで一晩マリネしてから煮込む料理である。アフェリアはトースターで軽く焼いたパンと一緒に食べる。キッビという非常に特徴的な料理も有名である。キッビとは、ブルグルと挽き肉で作る料理で、最も有名な種類は、挽き肉として牛肉やラムを詰めて揚げたラグビーボール型のクロケットである。また、国産物であるウーゾというアニスの香りを持つリキュールもある。
ラルナカのお土産の中で一番人気なのは、国産のハルミチーズである。ハルミチーズとは、羊乳と牛乳で作られおり、全体は白色で濃い緑色のハッカの葉が香味として入っており、強い弾力性があり、焼いてもとろけずに歯ごたえがあり、香ばしく癖のないさっぱりとした味のするチーズである。キプロスの伝統のチーズである。
また、同じく国産の赤ワインも人気である。十字軍も虜にした、干しブドウを思わせる上品な味わいのデザートワイン「コマンダリア」、地中海の気候の恵みを生き生きと感じる辛口白ワイン「アフロディーテ」、キプロスの土着品種マブロ種を使ったエレガントなロゼ「ピンクレディー」など様々なキプロスワインを購入することができる。