ベラルーシ共和国の産業、輸送、文化の中心であるミンスク。ワルシャワからモスクワに至る交通路上の最大の都市で、「バリャーグ(ノルウェー)からギリシアへの道」と言われる南北の商業ルート上の重要な交易都市でもある。市内には大学、ベラルーシ科学アカデミー、音楽学校、歌劇団やバレエ団、いくつかの劇場やレーニン記念碑、独立広場、美術館やアレナ大聖堂、博物館などがある。
ドイツ占領下の第二次世界大戦中には市街の74%が破壊され、建造物は戦後再建されたものが多く、住宅団地や工業地区も都市計画に従って建築された。ミンスクはベラルーシのほぼ中央に位置し、水と緑が豊かな近代都市の装いを見ることができ、高い空と美しい建物や人々にあふれている。