ニューカレドニア本島南部の半島に位置するヌーメアは、フランス領ニューカレドニアの首都で、人口の約4割がここに集中している。
南国らしい青い透明な海や、山脈、長く伸びる黄金色の海岸や、世界最大の礁湖を形成する赤いサンゴ礁に囲まれている。「小さなフランス」と呼ばれる市街は、南太平洋ののんびりとした雰囲気とフランスの都市の優雅な雰囲気が融和した、高層建築のない小さな街だ。
ニューカレドニア最大の都市であるヌーメアには、行政施設だけでなくフランス人の現代生活を満たす多くの商店や広くて清潔な市場、閑静な住宅街や公園、ヨットハーバーなどもあるため、フランス人が多く見られる。洗練された小都市であるのとは対照的に、歩いて10分ほど行ったところでは、近代的な建築のあるシトロン湾地区、アンスバータ地区、モーゼル湾など、ヌーメアの近代的な面を見ることができる。