サントドミンゴの観光スポット
サント・ドミンゴ市にはなかなか立派な水族館があり、ピクニックとしても最適な場所になっている。入場料は約100円程度で、家族やカップルでも一日楽しむことが出来る。場所も国際空港(ラス・アメリカス)の近くなので利用しやすいのもポイントのひとつだ。トンネル水槽もあり、庭の芝生もきちんと整備されていて、海風も気持ちい。
サント・ドミンゴの北の方に位置するハルディン・ボタニコという熱帯植物園も見所のひとつ。ドミニカは元々亜熱帯地方に位置し、ビニールハウスの中で熱帯植物を育てる必要がないため、すべてが自然のまま管理されている。一人約150円程度の入場料で、博物館と園内電車利用可能のチケットが含まれてる。日本庭園もあり、しっかりと鳥居まで設置されている。
その他、西へ車で約3時間のところにホテル、カサ・ボニータは青く輝く海と緑に囲まれてのんびりしたい人にお勧め!ここはまだ観光開発されていないため、ホテルやレストラン等の施設が少ない。しかし、観光資源となる海や緑は国内一と言っていいほど豊富にある。とてもかわいらしいロッジで、小高な丘の上に立地し、前方に海岸、後方に緑豊かな山が眺められる。マウンテンバイクのレンタルや乗馬体験ができるほか、おしゃれなレストランにはプールとジャグジーが隣接し、ここから眺める景色は最高!宿泊しなくても、昼食とプールだけを楽しむことも可能。
サントドミンゴの世界遺産
ドミニカ共和国の首都サントドミンゴの植民都市は、クリストファー・コロンブスらによって建造された。新世界における最初の植民都市で、16世紀前半には新世界で最初の大聖堂や病院、大学などが建てられた。その歴史的価値から、1990年、ユネスコの世界遺産に登録され、ドミニカ共和国唯一の世界遺産となった。
1992年には、新大陸発見500周年を記念して巨大な「コロンブス記念大灯台」が建設されたが、莫大な建設費のため、国民から建設反対の運動が起きた。この国ではコロンブスは必ずしも英雄とは見られていないようだ。歴史的な文化遺産だけでなく、ロス・トレス・オホスと名付けられた4つの湖が発見された奥深い鍾乳洞がある。スペイン風の街並みなどサントドミンゴには見所がたくさんある。
サントドミンゴのグルメ
ドミニカの主食は、白い油ご飯、赤い豆スープ、肉料理の3点セットである。大盛りご飯の上に、豆スープを全体にかけて、一切れか二切れの肉と野菜を食べるというのがドミニカ式。季節によってはアボガドが添えられ、味付けはにんにく、たまねぎ、塩、香菜、胡椒を使う。しかし、ドミニカ人は辛い味付けをあまり好まないため、辛党の日本人には少し物足りないかもしれない。
ドミニカ人にとってのご馳走はサンコーチョと呼ばれる、芋・バナナ数種類、肉もできたら3種類くらい入れてつくる煮込み料理があり、これはホームパーティの十八番にもなっている。その他には、「マング」というバナナを茹でて潰したマッシュポテトのような料理はドミニカふるさとの料理として今でも多くの人々が好んで食べている。食用バナナを揚げたものや、ヤギ料理などもドミニカを代表する料理だ。
ドミニカの音楽
ドミニカの音楽はメレンゲ、サルサ、バチャータ、バラーダ、ラテンロック、レゲエトンなどがある。国民的音楽はメレンゲ。伝統的な手作りの楽器で構成されたペリコ・リピアオと呼ばれるメレンゲバンドや、コーラス、ダンサーなど、様々な形で音楽とダンスを楽しんでいる。各地にダンス教室もあり、外国人を対象としたコースもある。
サント・ドミンゴでは、毎年9月に盆踊り大会が行われ、主催者は主に日系人だが、現地の人も音楽ダンスを楽しみにやってくる。日本大使館や日本語学校関係者もお店やフリーマーケットを開催。お寿司や焼き鳥なども販売される。ドミニカ人は、音楽、ダンスが大好き。日本の曲に合わせて、腰を振るドミニカ人をここでは見ることが出来る。