サイパン国際空港は深夜便が多いため24時間営業の空港である。空港内には観光案内所、ATM、軽食店、インターネットサービス、レンタカーの受け付けなど充実しており、北マリアナ諸島の表玄関となっている。
空港のある場所は以前、一面サトウキビ畑の農場であったが、1933年に日本海軍が特別大演習を実施するにあたり、飛行機の離発着のために約30万坪もの飛行場を即席で作ったとされている。
その後、大演習が終了するとすぐに雑草がアスファルトを押し破り、滑走路として使い物にならなくなったため、元のサトウキビ畑として再び活用された。その後、再び戦争のために滑走路が作られ、1970年代に入ってから国際空港として整備されていった。 現在はアシアナ航空、中国南方航空、ユナイテッド・エキスプレス(運航はケープエアー)、フリーダムエアー、デルタ航空、上海航空等多くの空港会社が就航している(2014年04月現在)。