チンギスハーン国際空港(ULN)は、モンゴル国の首都ウランバートルから南に10kmのほどのところにある国際空港。
滑走路延長上に山岳地帯があり、常に滑走路の北方向からの離発着となっている。
また、天候不順による影響も受けやすく、就航率は最も低い月で約75%となっている。そのため日本から288億円の円借款を受けて、現在より南方約40kmの地点に3,600m滑走路を有する新ウランバートル国際空港を建設中である。
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チンギスハーン国際空港(ULN)は、モンゴル国の首都ウランバートルから南に10kmのほどのところにある国際空港。
滑走路延長上に山岳地帯があり、常に滑走路の北方向からの離発着となっている。
また、天候不順による影響も受けやすく、就航率は最も低い月で約75%となっている。そのため日本から288億円の円借款を受けて、現在より南方約40kmの地点に3,600m滑走路を有する新ウランバートル国際空港を建設中である。
チンギスハーン国際空港
Chinggis Khaan International Airport
ULN
ZMUB
モンゴル・ウランバートル
直行便で5時間
成田からミアットモンゴル航空が直行便を運航
約110万人(2013年)
ウランバートル国際空港のほぼ南北に伸びる滑走路は、水平ではなく、山の斜面に傾いて設置されている。滑走路の一方の端は山であることから、多分、着陸機はすべて斜面を駆け上がる形である。大草原の国モンゴルにふさわしいような気がする。空港敷地内では、複葉の旅客機を見ることができる。未だに使われているのか、はたまた保管されているだけなのかは不明だが、その数も半端ではない。
日本国籍の方で30日以内の観光目的の滞在は、査証不要。旅券の残存期間は6ヶ月以上が必要となる。入国手続きについては、着陸前に入国カードが渡されるので、記入すること。もしくは、入国審査前に記入スペースがあるので、そこで記入する。モンゴルの場合は、入国カードと出国カードは別となる。パスポートとともに入国カードを提出し、入国審査を受ける。審査後、荷物を受け取り、税関申告となる。
チェックインカウンター前に出国カードの記入スペースがあるので、事前に記入しておく。各航空会社で搭乗手続きを行い、手荷物検査をし、出国カードとパスポートを提示し、出国審査を受ける。入国時に提出しスタンプを押された人だけは、入国時のものと新たに出国時に記入する税関申告書の提出は不要だが、入国時の税関申告書に記入しておいた外貨より出国時のほうが多いと、その分は没収されてしまうので注意が必要。その後は搭乗口にて出発を待つだけとなる。
小さな空港なので、簡単に乗り継ぎはできる。就航航空会社は、アエロフロート・ロシア航空、中国国際航空、大韓航空、MIAT モンゴル国営航空等。MIAT モンゴル国営航空 - 季節により週1~3便が成田空港に乗り入れている。
モンゴル観光の拠点となるのが首都ウランバートル。足を延ばせば、旧都カラコルム遺跡や南ゴビなど名所巡りや、草原キャンプエリアで乗馬&ゲル滞在などを楽しむことができる。ウランバートル以外の都市や郊外、草原エリアに行く際には、ツアー会社を通して手配したほうが良いだろう。また、自然史博物館、ザイサンの丘、ガンダン寺などを見学するウランバートル市内観光も人気。
路線バス、タクシーの二つの手段がある。路線バスは11番のバスに乗り、中央郵便局かバヤンゴルホテルで下車するのが便利。全区間300Tg、朝は6時00分から運行。現在、バスに乗るのは学生と老人だけとさえ言われているが、日本政府のODAで供与されたバスが故障もなく路線を支えている。
日本からは、国営のMIATモンゴル航空の直行便が就航している。以前は関西国際空港からの出発もあったが、現在は成田国際空港からの便のみ就航している。ただし、毎日の運航ではないため就航日の確認が必要。ソウル経由 - ソウル~ウランバートル間は大韓航空ならびにMIATモンゴル航空が毎日就航している。韓国の仁川国際空港で数時間の乗り換え待ちが必要となる。