「永遠に平和な国」という意味を持つブルネイは、ボルネオ島の北西海岸に位置する三重県ほどの大きさの小国である。
その首都がバンダルスリブガワンで、人口およそ10万人の小さな街である。1984年1月1日のブルネイ独立以前の旧称はブルネイ市であった。
国の中枢機関はここに集中しており、近代的建築物が並び高級車の行き交う、静かで整然とした街である。
海外航空券販売のena(イーナ)がお届けするバンダルスリブガワン旅行の旅行ガイドブック。バンダルスリブガワンの観光情報をご案内。お得な海外格安航空券、格安ホテル情報も。
「永遠に平和な国」という意味を持つブルネイは、ボルネオ島の北西海岸に位置する三重県ほどの大きさの小国である。
その首都がバンダルスリブガワンで、人口およそ10万人の小さな街である。1984年1月1日のブルネイ独立以前の旧称はブルネイ市であった。
国の中枢機関はここに集中しており、近代的建築物が並び高級車の行き交う、静かで整然とした街である。
ブルネイドル(BND)
4万6229人(1991年)
マレー語,英語,中国語
マレー系,中国系,先住系諸民族
100.36平方キロメートル
バンダルスリブガワンは東南アジア、ボルネオ島北岸に位置し、北緯は4度55分、東経は114度55分である。ブルネイ湾に注ぐ、ブルネイ川の河口から14キロメートル上流に位置する。
バンダルスリブガワンの気候は、はっきりした四季がない。熱帯雨林気候に属しており、年間を通して高温多湿である。夏季は非常に暑く、気温が40度近くまであがる事もある。4月から10月は乾期で、11月から3月は比較的雨が多い雨季である。冬の気温は21度前後となり暖かいが、夜は13度前後に下がる。年間を通じて27℃前後の気温で、気温の変化は少ない。309日が暖かく、56日が涼しく湿度が高いと言われている。
バンダルスリブガワン旅行の見どころや文化など、旅行情報はこちら!
バンダルスリブガワンの空の玄関口は、ブルネイ国際空港である。市街中心部から西へ約2キロメートルの場所に位置し、ロイヤル・ブルネイ航空の拠点空港となっている。全長3,658メートル幅46メートルで、食事するところや仮眠室やシャワーの設備が完備されている。また、ブルネイ空軍のリムバ空軍基地としても使用されている。この空港からの就航先は、東南アジアが主体であり、他にドバイと香港やパースおよびイギリスのロンドンとオーストラリアのメルボルンがある。
このブルネイ国際空港の旅客ターミナルは1年あたり最大で200万人の旅客に対応できる空港となっているが、2005年の年間旅客数は約130万人であった。食事するところや仮眠室やシャワーの設備が完備されている。
ジュルドンパーク
ジュルドンパークは1994年にブルネイの国王さまが、子供達の為に建てた東南アジアで一番大きな遊園地である。2000年3月以降は有料となってしまったが、入場料はたったの1ブルネイドルで、15ブルネイドルで園内にある乗り物はすべて乗り放題である。更に、園内は常にすいており、並ぶことなく乗り物に乗れる。日中は猛烈に暑い国なので、開園時間は夕方6時から深夜までとなっている。日が落ちると、園内はライトアップされ、幻想的な雰囲気になる。市内から車で30分で行くことが出来る。
スルタン・オマール・アリ・シャイフディーン・モスク
ブルネイで最も印象的な建造物が、1958年に完成したスルタン・オマール・アリ・シャイフディーン・モスクである。このモスクはすっきりとした品格あるモスクで、オールドモスクとも呼ばれる。上海卸影石を使用した純白の壁や黄金に輝くドームが美しいコントラストを出している。バンダルスリブガワンの中心部にあり、ブルネイの富を象徴する建物です。夜は緑とオレンジにライトアップされ、ひときわ幻想的な存在感にあふれています。
バンダルスリブガワンの人々はお酒が飲めないので、食に対するこだわりがあり、非常においしい料理ばかりある。バンダルスリブガワンらしい食はナシカトックである。ご飯とフライドチキンで出来た簡単な料理である。このナシカトックはわずか1ブルネイドルで購入できる。頻繁に見かけることができる料理は、ナシルマックである。ナシルマックはインドネシアのナシウドゥックと同じ料理で、ココナッツミルクで炊いたごはんである。作り方はココナッツミルク、砂糖少々、塩少々、そして好みで香り付けの生姜を少々入れて炊き上げて完成である。国民食であるフィッシュヘッドスープという料理もある。名の通り魚の頭のから揚げをスープ仕立てにしたもので、麺をいれて食べることが多い。ナシゴレンというパラパラのチャーハンも人気の料理である。
バンダルスリブガワンのお土産は伝統工芸品が代表格となる。竹カゴなどのクラフト製品は、おもに水上集落に住む人々によって受け継がれてきたもの。今も手作りでていねいに生産されており、ハンディクラフト・センターやショッピングセンターなどで購入できる。また、香辛料やインスタント食品は、異国情緒溢れるお土産として人気を集めている。昔から盛んに生産されてきた伝統産業である銀・真ちゅう製品は、精細・緻密な加工技術とイスラム風の独特のデザインが特徴である。銅や金製品もある。また、布や織物も高級品として知られている。国内でわずかに生産されていた綿と、ジャングルでとれる天然染料によって生み出されたイカットや金糸・銀糸を使った繊細なソンケットは、リンテリアとしても使用できる。