ベリーズシティは、ベリーズの元首都で、金融、経済、ビジネスの中心地であり、人口の4分の1が集中する、ベリーズ最大の都市である。1961年にハリケーンによる壊滅的な被害を受け、首都はベルモパンに移ったものの、ベリーズ唯一の国際空港、フィリップ・S・W・ゴールドソン国際空港があるなど、現在でもベリーズの中心都市となっている。
ベリーズシティの見どころは、中央アメリカ最古の英国国教教会と世界で唯一の手動で回転するスイング橋。また、ベリーズ川の河口に位置し、ベリーズ東部にあるカリブ海に突き出す半島にあるため、ベリーズの主要港としてクルーズ船の拠点となっており、カヨ州の洞窟、マカル川、ベリーズ川沿いのマヤ遺跡など多くのベリーズの名所へ行く際の出発地ともなっている。
ベリーズは多種多様な民族が入り交じり、調和のとれた社会を形成しているが、ベリーズシティの街には、特にクレオールと呼ばれるアフロ・カリビアンスタイルの人々が多く、とても賑やかである。