ビシュケク市はキルギス共和国の首都で、札幌市と同じ緯度にある。首都ではあるが、日本と比べれば静かな伝舎町といった雰囲気がある。
ビシュケク市の気候には、暑い中央アジア、冷涼な山岳地帯、寒暖の差の激しい盆地、といって三つの特徴がある。夏期には都市部では気温は40℃まで上がるが、山間では冷涼で、空気は乾燥している。冬期は、積雪はあまりないが、温度は時に-20℃まで冷え込み、道路は滑りやすくなる。
国土のほとんどが海抜1000メートル以上の山地ということで、周りを見渡しても山々。中央アジアでもっとも美しい山と湖があるといわれている。公用語がキルギス語でほとんどの人々がロシア語を話し、コミュニケーションをとるのは難しいが、最近では英語の通じるホテルもある。タクシーでは、まだ英語が通じないので、予め心しておこう。