ブカレストは小高い丘に住んでいた羊飼いの名前から、ブカレスト名づけられたと言われている。黒海に流れ込むドナウ川と、カルパチア山脈に囲まれた綺麗な街でも知られる。初めにブカレストは、小高い丘が複数あるということで、古い街はデゥンボヴィツァ川の左岸に作られていった。
現在の呼び名は、デゥンボヴィツァ川の砦と呼ばれている。そして後に、現在のブカレストという名前は、ヴラッド・ツェペシュ皇太子によって、トゥルゴビシュテで1459年9月20日に署名される文書で、初めて公式呼ばれた。その場所は現在の市街地ではなく、旧市街地をさす。ヴラッド・ツェペシュ皇太子が住んでいた旧王宮のそばには、1559年建造されたクルテア・ヴェケ教会がある。