ブエノスアイレスはアルゼンチンの首都で人口は300万人を超える南米でも有数の巨大都市である。
1536年のスペインの探検団により発見後、建設され以後アルゼンチンの主要都市として栄えた。1816年に首都として定められたが、数々の内戦、近隣国との戦争により、混乱を極め正式に首都として認定されたのは1880年である、更にこの年アメリカ合衆国のワシントンDCと同じアルゼンチンの州に属さない特別区としても制定されている。ブエノスアイレスという名前の由来はbuenos(良い)aires(風、空気)という意味があり、都市がラ・プラタ河近郊の為、当時の船乗りが好む「順風・良風」という意味が都市名になっている。他にも「南米のパリ」と称されることもある。
日本でも話題になったアルゼンチン・タンゴはこのブエノスアイレスのボカ地区で育ち、また2010年話題をさらったサッカー前アルゼンチン代表監督のディエゴ・マラドーナ氏が選手時代に在籍していたボカ・フリニオスやリーベル・プレートなどブラジルに並び南米サッカーの強豪国としても有名な国・都市である。ちなみに日本の大阪市と姉妹都市を結んでいる。