南アメリカの最南端に位置するアルゼンチン共和国(Argentine Repkic)は北部の亜熱帯ジャングルから最南端のフエゴ島まで約3,200kmもあるため、様々な景観を見ることができる世界的に見ても珍しい特色を持つ国。北は熱帯に次いで気温が高い亜熱帯に属し、熱帯雨林がある。
西にはアンデス山脈、東には大草原のパンパが広がる。スペインの統治下にあった歴史を持ち、1816年に独立。独立前は北西部のアンデス山脈周辺から開発が進められたが、独立後は現在の首都、ブエノスアイレスが外港の舞台となった。
19世紀から20世紀を通して内陸部の開発はあまり進まず、現在もブエノスアイレスはアルゼンチンの政治、経済、文化の中心である。アルゼンチンへは日本からの直行便がないため、アメリカ合衆国のダラスやワシントンを経由することになる。