落ち着いた白浜のビーチに行きたいのなら、なんと言ってもハバナ。世界遺産にも登録された旧市街地をのんびりと歩きながら、美しいカリブ海を臨むことができるからだ。ハバナの歴史は、1519年に始まる。16世紀に、スペインとアメリカの植民地間を往来するスペイン船の停泊地として発展した。17世紀後半に外敵に備えて要塞化され、1762-63年にはイギリスに占領されたが、奴隷貿易および一般貿易の中継港として、さらに周辺の農業地帯の中心地として砂糖、コーヒー、タバコ、ラム酒の積出港として繁栄。1898年スペインからの独立とともにキューバの首都となり、政治、経済、文化の中心地となった。現在もその名残である歴史地区が観光名所となっている。