高雄の観光スポット
旗后天后宮
高雄市の寺院の中で、歴史が一番古い寺院である。もともと1673年、福建省の漁民によって、海神の彫像が供えられたのが最初。
旗津海岸公園
旗津海岸レジャーランドは海水浴場・歩道・グリーンエリアと自然景観の4つのエリアに分けられて、現在は高雄を代表する観光スポットである。
蓮池潭
孔子廟や啓明堂、龍虎塔中国の宮殿を彷彿させる「春秋閣」がある。近隣には第一級古跡に指定されている鳳山県の城壁や城門がある。
龍虎塔
龍の口が入口、虎の口が出口になっている。台湾では龍が最も良い動物で、虎が最も悪い動物と言われています。ですから虎の口から出ると善人になるとも、縁起がいいとも言われている。
春秋閣
春閣、秋閣、同じ大きさのふたつの塔からなる春秋閣は、1951年、武聖、関羽を祭って建てられた。
春閣と秋閣の間には、騎龍観音像が立てられます。騎龍観音像には、観音菩薩が雲の間から龍に乗って現れ、信者にその姿の像を現在の位置に立てるよう命じたという伝説がある。
左営旧城
蓮池と一緒に、清朝の鳳山の8景の1つとなっている。近くには鳳山旧城と260年の歴史を持った旧城の北門・南門と東門の古跡が見られる。
左營孔子廟
蓮池の北側に位置し、1976年に完成された。山東省曲阜の孔子廟と故宮の太和殿を参考にして建築が行われた。
元亨寺
高雄市鼓山区に位置し、寿山山麓に立地し、高雄市の歴史年表の記載によると清朝幹隆八年(西暦1743年)に建設された。
高雄85大楼
台湾南部で一番の高さを誇るビルで、高雄市のシンボルである。高さ378メートルで、世界で2番目に高速のエレベーターが設置されている。
六合夜市
軒を連ねるおよそ138の屋台のほとんどは「小吃」、娯楽ゲームなどである。また、パパイヤミルクと蝦の塩蒸しは高雄ならではイチオシの味覚。
高雄の歴史
高雄の歴史は明代に遡る。鄭成功がオランダを駆逐したあと、1661年に興隆荘埠子頭(現在の左営旧城)に萬年県が設置された。
左営・右昌・後勁・前鎮・楠梓といった地名はみな当時から残る開墾地の名称である。
清代に入ると、鳳山県と改称され、乾隆53年に現在の高雄県鳳山市に行政府が移った。
漢人がもっとも早期に移住したのは旗後で、移民はしだいに増加し、
開墾の範囲も前金・大港埔・五塊厝・籬子内および苓雅寮などの地域に拡大した。
清未同治初年になると、通商の窓口として旗後に港が設けられ、ここに重要都市への礎を築くのである。
当地はもともと馬卡道族(Makatau)と呼ばれる先住民がいた。
竹林に住み、それを「Takau」と称し、清代に「打狗」と当て字される。
日本時代に打狗事務所が旗津街に設置され、台南庁打狗支庁を経て1920年に州となる。
その後、「高雄」と表記されるようになり、1924年に「市」に昇格する。戦後、1979年には台湾第二の直轄市に指定されている。